『君がきらめく季節に』チェ・ジョンヒョプ × イ・ソンギョン、1〜2話感想 – 記憶と喪失の先にある再会
2026年上半期のドラマの中でも注目度の高い一作、『君がきらめく季節に(In Your Radiant Season)』が、2月後半にスタートしました。主演は、日本でも『Eye Love You』で人気を確立したチェ・ジョンヒョプさん、そして確かな演技力で評価されるイ・ソンギョンさん。
本記事では、
- キャスト情報
- 人物関係
- あらすじ & 1〜2話までの展開まとめ
- 感想
を中心に、作品の全体像を整理していきます。
同じ事故によって人生が大きく変わってしまった男女の再生ロマンスという設定は、近年の韓国ドラマの中でも心理描写に重きを置いたヒーリング系作品です。大きな期待をせず、1&2話を見始めたのですが、期待よりも見応えがあったので、そのまま3話を続けてみているのですが、視聴率も上昇しているようです。
これから視聴を検討している方、すでに視聴中の方、どちらにも参考になるよう、ドラマの基本情報から感想までまとめてみました。

『君がきらめく季節に』ドラマ基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日本語タイトル | 君がきらめく季節に(In Your Radiant Season) |
| ジャンル | ロマンス / ヒューマンドラマ |
| 脚本 | チョ・ソンヒ |
| 演出 | チョン・サンヒ / キム・ヨンジェ |
| 制作会社 | Pan Entertainment |
| 放送 | MBC 金・土 21:50 |
| 話数 | 全12話 |
| 配信 | Disney+ |
『君がきらめく季節に』キャスト情報
| 役名 | 俳優 | 役どころ |
|---|---|---|
| ソン・ハラン | イ・ソンギョン | 国内トップブランドのシニアデザイナー。過去の事故をきっかけに心を閉ざして生きている女性。 |
| ソヌ・チャン | チェ・ジョンヒョプ | 世界的アニメーションスタジオ所属のキャラクターデザイナー。事故による記憶の空白と心の傷を抱えている。 |
| キム・ナナ | イ・ミスク | ハランの祖母であり、ファッションブランド代表。 |
| ソン・ハヨン | ハン・ジヒョン | ハランの妹。ジュニアデザイナー。 |
| ソン・ハダム | オ・イェジュ | ハランの末妹。高校生。 |
| パク・マンジェ | カン・ソクウ | カフェオーナー。ナナと深い関わりを持つ存在。 |
| チャ・ユギョム | キム・テヨン | 高校野球選手。ハダムの恋人。 |
| ヨン・テソク | クォン・ヒョク | ブランドのCOO。 |
| ペク・スンギュ | キ・ヒョヌ | デザインチームのメンバー。 |
『君がきらめく季節に』主役紹介
チェ・ジョンヒョプ(ソ・チャンジュ役)
世界的アニメーションスタジオに所属するキャラクターデザイナー。
明るく前向きで、誰とでもすぐに打ち解けられるエネルギッシュな人物ですが、7年前の実験室爆発事故によって身体と記憶に深い傷を負い、現在もトラウマを抱えながら生きています。
太陽のような笑顔の裏に、長い”冬”を秘めているキャラクター。
チェ・ジョンヒョプ特有の柔らかさと、どこか影を感じさせる眼差しが、この役にぴったりだと感じました。
日本では『Eye Love You』で一気に知名度を高め、“優しくて誠実な男性像”として多くの視聴者に強く印象づけられましたよね。
最近では『無人島のディーバ』で主演としての安定感も見せています。
今作では、明るいエネルギーと、心に抱えた傷の両面を同時に表現する必要があり、日本のファンにとっても新たな一面を感じられる作品になりそうです。
イ・ソンギョン(ソン・ハラン役)
国内トップクラスのハイエンドブランド「ナナ・アトリエ」のシニアデザイナー。
無駄なコミュニケーションを避け、仕事以外では感情を見せない冷静なリーダーです。
7年前の事故で最愛の人を失って以来、「何も起こらない一日」こそが最も安全だと信じ、自らを孤立させて生きてきました。徹底的にコントロールされた生活を送る、いわば“自己防衛型”の人物です。
日本で最もよく知られている作品は『恋のゴールドメダル〜僕が恋したキム・ボクジュ〜』。
その明るく愛らしいイメージで多くのファンを獲得しました。その後『浪漫ドクター キム・サブ』シリーズを通じて演技力も高く評価されています。
今作では、それまでのポジティブでキュートな印象とは対照的に、感情を閉ざした冷たい女性を演じている点が大きな見どころ。
最近はこうした内面の深さを描く役柄が増えている印象ですが、本作でもその繊細な感情表現が光りそうです。

『君がきらめく季節に』主要人物関係まとめ
本作は、家族・過去の事故・世代間のつながりが交差する構造になっているので、人物関係を整理しておくと理解しやすいドラマです。
ナナハウスを中心に、三姉妹それぞれが異なる人生観と感情の距離感を抱えながら暮らしていて、末妹ハダムとチャ・ユギョムは比較的明確な恋愛関係を築いている一方で、チャンとハランは過去の事故で結ばれたまま、まだ感情の線を越えきれていないようです。ポスターなどをみているとおそらく次のような関係性が生まれていくのではないかと期待しています。
- ハラン & チャン(物語の中心軸、過去の事故で結ばれた関係)
- ナナ & パク・マンジェ(幼馴染の再会で生まれる関係)
- ハダム & ユギョム(若い世代のロマンス軸)
- ハヨン & ヨン・テソク (仕事絡みで繋がっていく?)
1〜2話までの展開・あらすじまとめ
第1話 あらすじ
アメリカ留学中の恋人と連絡を取り合いながら、忙しくジュニアデザイナーとして働いていたハラン。
時間を作って彼に会いにアメリカへ向かったその日、実験室爆発事故が発生します。
その事故によってチャンは一部の記憶を失い、ハランは最愛の人を失うことになります。
そして7年後。
アニメーションコラボの仕事で韓国に戻ってきたチャンは、ナナ・アトリエとのプロジェクトを通じて再びハランと出会います。
ハランと向き合うたびに、事故当時の記憶が断片的によみがえり、耳鳴りに苦しむチャン。
どこか記憶に残っているような感覚にとらわれるチャン。一度はプロジェクトを辞めて帰国しようと考えますが、最終的に残ることを選びます。偶然が重なり、彼は次第にハランの周囲を気にかけるようになります。
一方のハランは彼をストーカーだと疑い、二人の再会は緊張と誤解の中で始まります。
第1話は、二人が同じ過去を共有していることを強く示唆しながら幕を閉じます。
第2話 あらすじ
ストーカーの誤解は真犯人の登場によって解けますが、ハランの態度は依然として冷たいまま。少しもチャンが自分の領域に入ってくることを許そうとも、打ち解けようともしません。
でもある勘違いから二人の関係には進展が。
ストーカーだと誤解して何度もノートにチャンの名前を書いたのを祖母が見てチャンをハランが気になっている相手だと勘違い。プロジェクトによって避けられない関係になった二人の橋渡しをしようとします。
二人が呼ばれて行った夕食の場で祖母の真意に気づいたハランですが、そこで急にひどい耳鳴りに苦しむチャンの姿を見ることになる彼女。
そしてハランがよくいくカフェのオーナーから彼女が長い間苦しんできたことについて聞かされるチャン。
亡くなった恋人からもらったペンを無くしあたふたしているハランを見て、過去の記憶を思い出し、チャンは暗かった自分がいた時間を思い起こしながら、凍りついたように生きるハランに「3か月限定の友達」を提案します。
まだそんな気にはならないハラン。
それでも、2話の終わりに二人の関係は確実に動き始めていると感じました。
『君がきらめく季節に』感想・レビュー
『君がきらめく季節に』は、再会ロマンスの形をとりながらも、実際にはトラウマや記憶喪失、そして喪失後の人生とどう向き合うかを描いた心理中心の物語だと感じました。
同じ事故が、二人をまったく異なる形で傷つけたことが本作の核になっています。
現在のチャンは、明るく社交的で、誰とでもすぐに打ち解けられる性格ですが、記憶には空白があり、特定の状況になると説明のつかない身体反応が現れます。
一方のハランは、徹底的に自分をコントロールし、不要な人間関係を避け、感情を見せない。「何も起こらない一日」を守ることが、彼女にとっての安心なのです。
チャンはハランをどこか知っているような感覚にとらわれ、彼女の存在が気になって仕方ありません。ハランの姿を見るたびに、7年前の事故に関する断片的な記憶が揺さぶられます。
第1話では、まるでハランとチャンがかつて恋人同士だったかのように描かれます。しかし実際にハランの恋人だったのは、同じ研究室を使用していた”もう一人のチャン”。
偶然、名前の最後の一文字が同じだっただけなのですが、その偶然がいくつも重なり、悲劇的な事故へとつながっていきます。
さらに、連絡がつきにくかった本来の恋人とラップトップが入れ替わっていたことや、事故の瞬間にハランの声を聞いたことなど、複雑な因果が絡み合っています。
こうして運命が歪んだ形で結びついてしまった二人は、果たして悲劇を乗り越えて互いにたどり着けるのでしょうか。
7年という時間は長いようでいて、愛する人を失った心を癒すには決して十分とは言えない時間だと思います。
二人の人生を大きく揺るがした事故、そして残されたトラウマ。
チェ・ジョンヒョプさんのとても暗い〜感じの演技と事故から生き残ってとても明るい感じに変わった姿がどちらもとても彼らしく自然に表現されていると感じました。イ・ソンジョンさんは事故前の明るかった彼女、そして不安にかられ殻に篭ったのような生き方をしている現在の姿の対比をよく表現していると思います。
私はこの二人の姿に、どこか深い共感を覚えました。
今後の展開予想
これから二人がどのように傷を抱えながら前へ進むのか。
そしてその過程が、視聴者にとっても小さな癒しや気づきを与えてくれるのではないかと期待しています。
また、ナナ・アトリエを中心に描かれる女性たちの関係性も興味深いポイントです。彼女たちがそれぞれの人生をどう選び、そこに関わる男性たちとどのような関係を築いていくのかも見逃せません。
最近はシニア世代の恋愛を描くドラマも増えていますが、本作ではさらに上の世代の関係性も描かれそうで、その点にも期待が高まります。
全12話という構成なので、極端に長い展開にはならないはず。物語はすでに中盤へと差しかかっています。
第3話以降、二人の関係がどこまで前進するのか楽しみです。
* 3・4話の感想と展開まとめは視聴後に追記予定です。




