オリンピック季節に刺さるスポーツ青春ドラマ3選
最近、みなさんはどんなドラマを観ていますか?
正直、観られる作品自体はたくさんあるんですよね。でも、ここ最近は少し重たいテーマの作品が多いな、と感じることもあって。
『宇宙をあげる』や『子どもができました』は、突然訪れた”子ども”という存在と恋愛の行方を描く物語ですし、『Missホンは潜入調査中』や『Honor:彼女たちの法廷』は脚本もよく練られていて思わず続きが気になる作品ではあるのですが、扱っているテーマは重い方なので、感情の消耗が大きいと感じてしまいました。
そんな流れの中で少し違うテイストの作品を探していたところ、最近日本ではフィギュアスケートの話題でしばらく盛り上がっていましたし、SNSにも選手たちの映像が次々と流れてきて、気づけばスポーツドラマを立て続けに観ていました。
観ながら、ふとこんなことを思ったんです。
「この人たちは、この舞台に立つまでにどれくらい長く耐えてきたんだろう。」
特にフィギュアを観ていると、一度のジャンプ、一度の着地の裏に何年という時間が積み重なっていることが分かっているから、どうしても心臓が一緒に跳ねてしまいますよね。
実は私、以前少しスポーツに関わる仕事をしていたこともあって、スポーツメディアを見るのも好きなんです。
そんな流れで出会った3本のスポーツドラマについて、今日は感想を書いてみようと思います。
『時速493キロの恋』チェ・ジョンヒョプ/キム・ムジュン/イ・チェミン出演のドラマ

実はキム・ムジュンさんやイ・チェミンさんの記事を書く中で、「そういえば『時速493キロの恋』どうしようかな」と思い、ずいぶん前に数話だけ観ていたんです。
物語は、”トップ選手だったけれど一度何らかの理由で姿を消し、再び戻ってきた”パク・テヤン(パク・ジュヒョン)と、才能も実力も姉には及ばないけれど、それでもバドミントンを続けてきたパク・テジュン(チェ・ジョンヒョプ)が、実業団チームで出会うところから始まります。
テヤンには、テジュンの姉や、その恋人だったユク・ジョンファン(キム・ムジュン)との過去があり、その苦い記憶を抱えながらも「ただ、もう一度バドミントンがしたい」という思いで戻ってきます。
一方テジュンは、自分がこのままバドミントンを続けるべきかどうか分からない曖昧な立ち位置にいながらも、テヤンと出会ったことで「彼女となら、もっと上を目指したい」と本気で思うようになる人物です。

実業団というのは企業に所属しながら大会に出場するチームで、選手たちは給料をもらいながら競技を続けています。でもその生活は、体力の鍛錬、精神の鍛錬、そして怪我との戦いの連続で、本当に厳しい世界なんだと改めて感じました。
そして30代が見えてきたとき、その先の人生も考えなければならない。
テレビで見る華やかなトップ選手の裏には、こうして日々を積み重ねている選手たちの姿があるんだということも、忘れてはいけないなと思いました。
日本では『Eye Love You』で一気に知名度を上げたチェ・ジョンヒョプさんですが、私は『わかっていても』や『無人島のディーバ』を少し観た程度で、実はそれほど多くの作品を追ってきたわけではありません。『ストーブリーグ』で野球選手として少しだけ登場していたのは覚えていました。
体格が良いので、やはりアスリート役は本当に似合いますね。
正直そこまで期待していなかったのですが、この作品でチェ・ジョンヒョプさんの魅力をきちんと感じた気がします。
それから、チェ・ジョンヒョプさんは『わかっていても』でキム・ムジュンさんと共演していますが、『時速493キロの恋』ではライバルのような関係性で再会するのも面白いポイントでした。キム・ムジュンさんがダイナマイト・キスで「実はバドミントン、ちょっとできるんだ。元代表なんだよ」と言うセリフがあったのですが、それがここに繋がると知ったときは、ちょっと可笑しくなりました。

キム・ムジュンさんは序盤こそエースとして登場し、テジュンを快く思っていないように見えますが、実はとても優しい人物として描かれています。ただ相当なツンデレキャラクター。他作品では報われない役柄が多かった印象なので、ここではソ・ジヘさんと心が通じ合う展開になって、後半に可愛い姿をたくさん見られて個人的には嬉しかったです。

そしてイ・チェミンさん。今勢いのある若手俳優の一人ですが、この作品では先輩たちを追いかけるいたずら好きなキャラクターを演じています。彼女に嫉妬して拗ねたりする姿が可愛らしく、最近の作品ではあまり見られない等身大の青春の空気が感じられました。
同じ競技に向き合い、男女でペアを組み、競争しながらも自然と感情が芽生えていく流れ。怪我や挫折も描かれますが、過度に追い込むような作風ではないので、比較的安心して観られるドラマでした。

『恋のゴールドメダル〜僕が恋したキム・ボクジュ〜』 ー オキシトシンのようなスポーツドラマ

実はもう一本スポーツドラマを観るつもりはなかったんです。
しかし、『時速493キロの恋』を観終わったあと、Disney+のアルゴリズムが自動再生したのが『恋のゴールドメダル 僕が恋したキム・ボクジュ』でした。笑
こういう時って、たいてい止めてしまうんですけど、少し前にキム・ソンホ作品を観ていて、その流れで『スタートアップ』のナム・ジュヒョク、そして『流れ星』のイ・ソンギョンが出ているのを見て、「まあ少しだけ」と思ってそのまま観続けました。
内容自体は、男女のアスリートが共に成長し、友達から恋人へと変わっていく比較的シンプルな物語です。でも、モデル時代から親しかった二人の主演がこの作品を通して実際に恋人関係へ発展したという背景もあってか、二人の相性が本当に自然で心地よかった。
もし『ダイナマイト・キス』がドーパミンが弾けるような作品だとしたら、このドラマはオキシトシンがじんわり流れるような温かさがありました。

長身のモデル出身の二人が並んで立つだけで安心感があるし、ジュニョンがボクジュをからかう “男友達”の距離感が本当にぴったりなんですよね。何でも隠さず見せ合える関係から、気づいたら恋人になっている。その流れがとても自然でした。
お互いが辛い時にそっと支え合う関係性も、観ていて本当に心地よかったです。
そして、人気種目とは言えないスポーツチームが大学でどんな立場に置かれているのか、選手たちがどんな葛藤を抱えているのかも、さりげなく描かれていました。
“女性らしい”とされがちな新体操の選手たちの悩みや、逆に「女性には少し…」と偏見を持たれがちな重量挙げの選手たちの日常を見ていると、その立場に立ったらどんな気持ちになるのか自然と考えてしまいます。
水泳選手も同じですよね。普段はどれだけ速く泳げても、大きな大会で一度ミスをすればそれがどれほどのプレッシャーになるのか。毎日繰り返される練習、体力だけでなく精神力の勝負であることも伝わってきました。

少し気になったのは、ジュニョンのトラウマがかなり深刻であるはずなのに、全体的に彼が明るいトーンで描かれていたことと、その克服過程がやや軽く感じられた点です。彼の元恋人が体重管理のストレスから夜中に暴食し、薬に依存するほどだったことを思うと、「本当にここまで明るくいられるのかな」と思わなくもありませんでした。
それでも、このドラマを観ていると、平凡な人の恋はこうやって始まることが多いのかもしれないなと思わされました。昔の同級生設定はさておき、学校でよく顔を合わせ、からかい合いながらも、いつの間にか異性として意識している。片思いを応援していたはずなのに、自分の気持ちが変わっている、そんな瞬間。

イ・ソンギョンさんは『浪漫ドクター キム・サブ』シリーズの大ファンである私にとって、もともと好きな女優の一人ですし、この作品のために9キロ増量して、等身大で可愛らしい姿を見せてくれました。
ナム・ジュヒョクさんは、ビョン・ウソクさんとモデル活動をしていたという程度の印象と、『スタートアップ』で観たくらいでしたが、この作品で「あれ、この人こんなに魅力的だった?」と改めて思いました。
『スタートアップ』ではキム・ソンホの存在感が強すぎて、正直そこまで引き込まれたわけではなかったのですが、『恋のゴールドメダル』では本当に魅力が最大限に活きていたと思います。
ナム・ジュヒョクとキム・テリ『二十五、二十一』ー 喪失の時代の初恋と夢
正直、このドラマについてはこれまで本当にたくさん耳にしてきました。
「おすすめ青春ドラマ」と言えば、必ずランキングに入っている作品でしたね。

でも、「結末がいまいちだった」「ラストを見て嫌になった」など、結末を批判する感想があまりにも多くて、なんとなく避けてしまっていました。もちろんフェンシングに興味が持てないというのも理由にあったと思います。
自分が望んだ通りに物語が進まないと、視聴者としてどうしても虚しさが残ることがありますよね。あの虚脱感や失望を味わいたくなかった。
でも今回、『恋のゴールドメダル〜僕が恋したキム・ボクジュ〜』を観たあと、ナム・ジュヒョクのフィルモグラフィーを辿っていて、スポーツがテーマでもあること、そして彼の代表作として必ず名前が挙がる作品だと知り、半ば勢いで観始めてしまいました。
かなり迷って、ずっと回避してきた作品でしたが、観終わってみると「これはきっと、長く心に残るドラマになるだろう」と思わされました。
これはトップ10に入ってしまうドラマかもです。
IMF時代という背景が呼び起こす”自分の記憶”
舞台は、韓国が戦後の発展を経て、史上最大級の経済危機に直面したあの時代です。
IMFや1990年代を背景にした作品は最近本当に多くて、少し前に公開された『テプン商事』や、現在放送中の『Missホンは潜入調査中(アンダーカバー・ミス・ホン)』も同じ時代を扱っていることもあり、冒頭から一気に空気に引き込まれる感覚がありました。
実は私自身も、あの頃はちょうど中高生で、両親が職を失い、この先どうなるのか分からず落ち着かない時間を過ごしていた時期でした。
あの不安定さがあったからこそ、私のように海外に出て生きる道を探した人も少なくなかったのかもしれません。

また、学生時代に読んでいた漫画がドラマの話題として登場し、当時流行していたPC通信で、現実では知らない誰かと出会い、チャットをして、正直な気持ちを分け合ったり、ポケベルにメッセージを残し合う。
ドラマ「いつかの君に」もそうでしたが、あれはまさに、私が生きていたあの頃そのものだったんです。
冒頭からそんな記憶を呼び起こす場面があまりにも多くて、このドラマは一言で言えば、その時代を生きながら初恋と夢を育てていく若者たちの物語でした。
フェンシングという競技自体には正直ほとんど興味も知識もありませんでしたが、この作品ではフェンシングが物語の中心になります。
キム・テリとナム・ジュヒョクが作った説得力
ナ・ヒドを演じたキム・テリは、このドラマのために6か月間フェンシングの練習に没頭したそうです。
『ミスター・サンシャイン』で一度観て「この人は本当に演技が上手い」と思ったのですが、ここでも役を見事に自分のものにしていました。

もともと体を動かすことが好きで運動神経も良いキム・テリにとって、とても愛着のある役だったそうですね。
設定上フランス語を流暢に話さなければならないという点も、実際に興味を持って学んでいたことと重なり、「これは自分がやるべき役だと思った」と語っていたそうで、そうした細部がより説得力を生んでいました。
実年齢ではキム・テリの方がナム・ジュヒョクより4歳年上ですが、この作品では4歳年下の高校生役を違和感なく演じきっていましたし、ナム・ジュヒョクもまた、すでに大人になった青年でありながら、高校生の友人たちにとって頼れる兄のような存在を落ち着いて演じていました。
他のドラマでは少しお調子者だったり、どこか抜けた雰囲気を見せることもありますが、この作品では二人が並ぶと、本当にナム・ジュヒョクが”年上の社会人”に見えるんですよね。
二人の演技、そしてナ・ヒドの姿を見てもっと努力したくなる、そんなドラマでした。
美しく描かれたライバル関係と友情
そして、スポーツ作品では定番とも言えるライバル関係の描き方も本当に美しかったです。
幼い頃から憧れていた存在で、かつては同じ位置に立っていたのに、今は自分は足踏み状態で、相手はトップレベルに成長している。

そんな状況でも、嫉妬するのではなく、応援し、刺激を受け、追いつきたいと必死に練習を重ねるナ・ヒド。
そして、最初はヒドの存在が嫌で牽制しながらも、やがて彼女の本気に気づき、正式なライバルとして受け入れ、最後には互いを応援する関係になるユリム。
しかも実は、お互いに大きな支えとなっていたPC通信のチャット相手だったという展開も、とても良かったと思います。
結ばれなかったからこそ残る初恋
ペク・イジンは最初、ただの気楽な“近所のお兄さん”のような存在でした。
学校の先輩として守ってくれる、少し特別な存在。
「大人が高校生とそんなに頻繁に会うの?」という視点は確かにありますが、学校の先輩で共通の知り合いも多いとなれば、そこまで不自然でもないのかもしれません。
ただ、IMFでお父さんの会社が倒産。家が崩壊し、家族がバラバラになり、自分の居場所を探していたあの時代だからこそ、必要だった関係でもあったのではないかとも思います。
最終的に、彼は記者で、彼女はアスリート。
スポーツ記者という立場上あまりにも近づきすぎることはできないという制約。
長男として職を守らなければならない責任。
そして9.11という時代を象徴する出来事。
あの時代の大きな流れが、個人の人生や恋愛にどのように影響するのかも、丁寧に描かれていました。
もしあの時代的背景がなければ、二人は結ばれていたかもしれない。
でも、個人的な困難に加え、時代の制約やトラウマまで重なれば、相手を手放し、時間を与えることが、もしかするとより大きな愛だったのかもしれません。
最後の、本当に伝えたかった言葉を交わすあの場面では、チョン・ヘインとキム・ゴウン主演の映画『ユ・ヨルの音楽アルバム』を思い出しました。
あまりにも現実的で、ドラマとして観るには少し苦しい設定でもあります。

人生には、自分の本心とは違う選択をしなければならない瞬間や、手放さざるを得ない時間があるから。
まだ若い年齢でオリンピック代表としての重圧を抱え、初恋のときめきと、その時期特有の未熟さや痛みを、あそこまで瑞々しく、美しく描いた作品だったと思います。
3作品を通して見えた”恋の温度差”、そして「二十五、二十一」という年齢
視聴率が10%を超えるほど人気だった一方で、ペク・イジンとナ・ヒドの関係については違和感を抱く視聴者も多かったのも事実です。
実際、ここの年齢は二人が別れた時点での年齢であり、韓国の数え年を基準にしています。だから実際の年齢は1〜2歳低いですね。
彼女が最初まだ高校生だったという設定に対して、「大人が高校生と交際するの?」という点は、受け取り方によって評価が分かれる部分だと思います。

それでも私は、二人が結ばれなかったことは自然な結末だったのではないかと思っています。
初恋だからこそ。若すぎたからこそ。
結婚までいく方が、むしろ非現実的ではないでしょうか。
だからこそ、その終わり方はリアルで、胸が締め付けられるようで、同時にどこか懐かしい感覚を呼び起こしました。
実は私も、高校生の頃に4歳年上の”近所のお兄さん”に告白されたことがあります。
家族ぐるみで知り合い、時々一緒に食事をしたり、公園に行ったりする関係でした。
彼も私がまだ高校生だと分かっていたので、すぐに付き合おうという話ではなく、「今はこういう気持ちがある。卒業したら改めて考えてみたい」というような言い方でした。
私はその後日本へ来てしまい、特別な関係になることはありませんでしたが、たまに思い出します。
そう考えると、ドラマの中であの二人が抱えていた感情は、今振り返るからこそ守ってあげたくなるような、長い時間を一緒に乗り越えて育まれた、切なくて瑞々しい初恋だったのだと思います。特に批判されるほどものではないのかと。

『恋のゴールドメダル』が「少し大人になり始めた二人の、友達のような距離感・安心感のある恋」だとすれば、『時速493キロの恋』は同じ競技に向き合う戦友のような恋。
そして『二十五、二十一』は、スポーツを軸にしながらも、それぞれ違う立場で同じ時代を生きる緊張感の中で芽生える、どこか儚い初恋の物語で、観ている側としてはより切なさを感じる場面が多かったように思います。
共に走る人たちのその他のドラマ
今回スポーツドラマを続けて観て、個人競技や学校スポーツだけでなく、「チームスポーツ」が持つダイナミズムも改めて感じ、スポーツ関連のドラマをいくつ紹介します。
バドミントン関連だとほぼ同時期に『ラケット少年団』というドラマがあり、実はこちらの方が有名かもしれません。
そして、私が本当に面白く観たチームスポーツドラマは、最下位の野球チーム“ドリームズ”に新しいゼネラルマネージャーが就任し、チームを立て直していく『ストーブリーグ』です。
パク・ウンビンさんとナム・グンミンさんが主演を務めていて、試合よりもフロントの頭脳戦や組織の再建に焦点を当てているので、野球に詳しくなくても引き込まれる作品でした。野球は韓国でも日本でも人気種目ですし、その点でも共感しやすかったと思います。
そして2025年に放送された、ラグビーをテーマにしたドラマ『トライTRY 〜僕たちは奇跡になる〜』もなかなか見応えがありました。
非人気競技の苦悩と、その中で生まれる強い連帯感を、俳優たちが情熱的に演じていたと感じました。
ユン・ゲサンさん、イム・セミさん、キム・ヨハンさん、それぞれの新しい表情を見ることができ、本当に印象的でした。
2025年にDisney+で公開予定だった『ノックオフ』も、IMF時代のスポーツとビジネスを扱う作品だと聞いていますが、いつかは観られるでしょうか。
3作品の俳優たちのこれから
本当にそんなつもりはなかったのですが、不思議なことにタイミングも重なってて、なんとイ・ソンギョンさんとチェ・ジョンヒョプさんの新作ドラマ『君のきらめく季節に』が、ちょうど今日、2月20日にDisney+(ディズニープラス)で公開されるらしいです。
偶然なのか必然なのか、スポーツ青春作品を観終えた直後だからこそ、二人が見せてくれるロマンス作品での顔がより楽しみです。
イ・ソンギョンさんは『恋のゴールドメダル』で見せた生活感のある演技とはまた違う作品を選びましたし、チェ・ジョンヒョプも日本での人気を背景に、作品の幅を広げている最中なので、どんな姿を見せてくれるのか気になります。
ナム・ジュヒョクさんは第3四半期に新作が控えているそうです。
今回3作品を観て、感情の機微を丁寧に掬い取る俳優だと改めて思いました。作品選びも堅実で、特に青春作品では独特の存在感を放つ俳優だと感じています。
イ・チェミンさんの映画『私たちは毎日毎日』は3月に公開を控えていいます。
そして個人的に最も楽しみにしているのが、東野圭吾原作『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のドラマ化作品。まだ制作は始まっていませんが出演が決まったとのことで。イ・チェミンさんの他にキム・ヘユンさん、ムン・サンミンさん、カン・ユソクさんまで揃うと聞き、今から期待が高まります。

スポーツは「耐えてきた時間」の物語
今回スポーツドラマを続けて観て、強く残ったのは、スポーツは結局メダルよりも「耐えてきた時間」の物語なのだということでした。
一度のジャンプ、一度の着地、一度の失敗、そしてトレーニングの毎日。
その間には何年もの時間があり、毎日があり、心がある。
だからオリンピックを観るたびに、なぜか自分の心臓まで一緒に跳ねてしまうのだと思います。
私たちは、その人の人生と愛が凝縮された瞬間を見ているのかもしれません。
スポーツドラマは、結局は愛の物語でもあり、成長の物語でもあり、喪失に耐える物語でもあります。
冬季オリンピックが終わりに近づいている今だからこそ、また観返したくなります。
皆さんの中で『時速493キロの恋』『恋のゴールドメダル』『二十五、二十一』をまだ観ていない方がいらっしゃるなら、きっと今だからこそ、心に届く作品だと思います。
