韓国ドラマ『トングン 呪いの宮』あらすじ・ネタバレ|呪われた宮殿に隠された秘密とは?
* 本記事は7月18日に更新・追記されました。
韓国ドラマ『トングン -呪いの宮-』は、7月17日(金)にNetflixで8話が一挙公開、配信されるダークファンタジー時代劇です。
鬼の世界を行き来する能力を持つ男クチョンと、幽霊の声を聞く秘密を抱えた宮女センガンが、王の命を受けて東宮に宿る呪いの謎を追っていく物語です。
主演はナム・ジュヒョク、ノ・ユンソ、チョ・スンウ。ナム・ジュヒョクさんの除隊後の初の作品だからこそすごく期待して待ってました。
この記事では、『トングン -呪いの宮-』の配信情報、キャスト情報、あらすじ・ネタバレ、見どころをわかりやすくまとめていきます。
『トングン -呪いの宮-』ドラマ 配信 基本情報
* キャスト・配信情報は公開されている情報をもとに整理しています。感想や解釈部分は、作品を視聴したうえで個人的にまとめたものです。
正直に言うと、私はこのようなジャンルが本当に苦手で、普段なら絶対に見ないタイプの作品です。
幽霊も血もあまりにも怖いため、最初は見たくないとも思っていました。
それでも時代劇であることに加え、主演俳優たちの演技がどうしても気になり、結局見始めることにしました。
幸い、この作品はNetflixで配信されています。
再生速度を自由に変えられますし、あまりにも怖ければ場面を飛ばすこともできます。
幽霊が多く登場する場面、特にアクションが中心となる場面では、少し早送りしたり、10秒ずつ飛ばしたりしながら見ることができたので助かりました。
1~2話まで見た時点での第一印象は、かなり良かったです。
第1話では物語全体の状況と2人の主人公が持つ能力を紹介し、第2話からは宮中に隠された秘密が一つずつ明かされていきます。物語の進み方にじれったさがなく、テンポよく見ることができました。
ナム・ジュヒョクとノ・ユンソは、顔を合わせるたびに言い争いながら、まるでラブコメディーのような軽やかな雰囲気を作り出しています。その一方で、チョ・スンウとチャン・ヨンナムが物語にしっかりと重みを与えていました。
今回は、ひとまず第4話までのあらすじをまとめてみました。
* 幽霊の呼称や登場人物の名前は韓国語表記に合わせているため、日本語版とは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
『トングン -呪いの宮-』第1話 あらすじ ネタバレ
チャンピョン、ユンピョン、そして世子が、次々と東宮で命を落としていました。
しかし王は「幽霊など存在しない」と言い張り、この出来事を絶対に世間へ知られてはならない事件として隠そうとします。
第一王子と第二王子は病に倒れ、第三王子は心の病に耐えられず、自ら命を絶ったとされていました。
けれど、実は30年前にもよく似た出来事が起きていたのです。
大妃と王は、ことあるごとに対立しています。
大妃は「私が必ず守ってみせる」と誓ってその場を立ち去り、再び新しい世子を擁立しようとしているようでした。
一方、大妃は巫女を宮中へ呼び寄せ、幽霊を追い払おうとします。
ところが、ある夜のこと。
王の部屋の天井から水が落ちてきたかと思うと、突然幽霊が姿を現し、
「王の血を引く者を一人残らず消してやる」
と泣き叫びます。
そしてついに、幽霊など信じていなかった王自身が、その姿を目撃してしまいます。
さらに幼いヨンアングンが突然けいれんを起こし、何者かに取り憑かれたような状態になります。
王はハサミを手にし、ヨンアングンを刺す寸前まで追い詰められてしまいました。
こうして幽霊の存在を知った王は僧侶のもとを訪ね、助けを求めます。
僧侶は、幼い頃に1時間もの間水中に沈み、一度死んで生き返ったことをきっかけに幽霊が見えるようになったという男、グチョンを紹介します。
しかしグチョンは、どこかひねくれた雰囲気を持つ男でした。
王を見るなり、「何か後ろ暗いことをしている臭いが、ぷんぷんする」と言い放ちます。
王にも、何か隠された秘密がありそうですよね。
王は結局、あまりにも無礼なグチョンを強引に宮中へ連れていきます。
グチョンは逃げ出そうとしますが、すぐに捕まってしまいました。
王は、「一度宮中に入った者は、死んで初めて外へ出られる。生きて出たければ幽霊を捕まえろ」と命じます。
さらに王は、なぜか10年間会っていなかった娘、センガンを呼び戻します。
センガンを女官のような姿に着替えさせ、グチョンを監視するよう命じたのです。
グチョンは風水師という名目で、東宮の最も東側にある部屋に滞在することになります。
東宮には、さまざまな種類の幽霊が存在していました。
幽霊の種類
鬼魅(クィメ)
自然界の陰険な気と、人間が放つ悪い気が積み重なることで生まれた存在。
魂を持っていないため、通常の幽霊のように追い払うことができません。
一般鬼
現世への未練が残り、あの世へ行けずにいる幽霊。
怨鬼 (おんき、えんき)
自分に恨みを抱かせた相手を苦しめる幽霊。
怨念によって自らの魂も重くなっているため、あの世へ行くことができません。
最終的には、恨みの原因そのものを解決しなければ成仏できないのです。
この時点では、誰もがヨンアングンに取り憑いているのは池の幽霊だと考えていました。
一方、ヨンアングンは幽霊に取り憑かれ、激しい苦痛に苦しんでいます。
グチョンはヨンアングンを救うため、縄や刀のような道具を持って出発します。
自分の体を縄で縛り、池を通じて鬼の世界へ入る準備をするグチョン。
そしてセンガンに、何があっても自分を引き上げないよう何度も念を押します。
その後、センガンの耳元で何かをささやき、彼女の持ち物を一つ持っていくのですが……。
ナム・ジュヒョクの迫力ある水中撮影
ナム・ジュヒョクは、これまでにも水泳選手の役を何度か演じているほど、泳ぎに自信のある俳優です。
しかしインタビューでは、今回の作品のために本当に何度も水中へ入り、撮影後には水に対するトラウマが残るほどだったと話していました。
第1話からさっそく水中へ入る場面が登場しますが、それだけに水中撮影は非常にスペクタクルな映像に仕上がっています。
グチョンは桃の木の枝を持って鬼の世界へ入ります。
この桃の枝が、鬼の世界では刀の役割を果たしているようでした。
ヨンアングンが今にも命を落としそうになった、その瞬間。
グチョンが部屋の中へ現れ、幽霊を刀で斬りつけます。
しかし池の幽霊について何も分かっていないため、退魔は簡単には進みません。
『トングン -呪いの宮-』第2話 あらすじ ネタバレ
グチョンは自分が滞在する部屋へ戻り、そこにいる幽霊に助けを求めます。
ところがこの幽霊が、まるで『ターミネーター』のような姿をした、いくつもの存在が混ざった複合型の幽霊に見えました。
しかし幽霊はグチョンを助けるどころか、反対に襲いかかってきます。
グチョンの陽気をすべて奪おうとした、その瞬間。
センガンが水中からグチョンを引き上げ、彼は間一髪で助かります。
「引っ張るなと言っただろう。どうして引っ張った?」
「鈴の音が聞こえなくなったから引っ張りました」
2人はまた言い争いますが、とにかく池の幽霊の力は弱まり、ヨンアングンもしばらくは大丈夫そうです。
そしてセンガンは正体をうまく隠しているつもりでしたが、グチョンはすでに彼女が王の娘だと気づいていました。
センガンはグチョンに、お互いに協力しようと提案します。
自分はもう少し宮中に残りたいので、ここにいられるよう協力してほしいと頼んだのです。
センガンの性格を見ると、非常にしっかりしていて、物おじしない女性のようですね。
一方、王は幼い内官から、池の幽霊と世子にまつわる話を聞きます。
そして、秘密を知ってしまったその少年を、王は自らの手で殺してしまいます。
秘密を知った者は、誰一人生き残れなかったのです。
グチョンはヨンアングンの症状を一時的に改善させた功績を認められ、新しい住まいを与えられます。
しかし本人はあまり気に入っていない様子。
しかも、コモクサルまで彼についてきてしまいます。
コモクサルとは?
コモクサルは鬼魅の一種。
生きている人間に取り憑いて陽気を吸い取り、最終的には相手を恐怖に陥れて死へ追いやる存在なのですが。この設定、なぜか赤ちゃんのようではありませんか?

見た目も行動も、あまりにもかわいらしかったです(笑)。
ヨンアングンの病は大妃の策略だった?
ヨンアングンがあれほど苦しんでいたのは、実は大妃の策略だったようです。
王と大妃の関係は悪く、大妃が呼んだ巫女は、幽霊を追い払っていたのではありません。
むしろ幽霊を呼び寄せていたのです。
大妃とイクサングンは、イクサングンの息子を新しい世子にしようとしているようでした。
実は大妃の実の息子たちは全員亡くなっており、現在の王は側室の子供でした。
センガンは宮中で偶然、現在の王の実母である自分の祖母を見かけます。
それでは、センガンはなぜ10年間も宮中の外で暮らしていたのでしょうか。
家臣たちは、王族の中から一人を選び、世子として冊封するよう王に圧力をかけます。
すると王はどこかへ向かい、一つの壺を叩き割りました。
翌日、センガンは突然、幼い子供と同じ部屋で生活することになります。
その子供から、大妃殿にも幽霊が現れたという話を聞かされました。
そしてここで、センガンには幽霊の声を聞く能力があることが分かります。
塩倉の幽霊はセンガンに、「濡れ衣を晴らしてほしい」と頼みます。
さらに、「蛇の抜け殻が、龍の子を殺した」という言葉を残しました。
30年前に塩倉で起きた事件
30年前、大妃がまだ王妃だった頃。
蛇年生まれだった王妃の過ちによって、多くの女官たちが生きたまま焼き殺される事件が起きていました。
女官たちの骨は封印用の壺に入れられ、そのまま封じられていました。
しかし前日の夜、王がその壺を割ってしまったのです。
封印が解かれたことによって、塩倉の幽霊たちが現れたのでした。
王は、センガンが幽霊を見る能力を持っていることをひどく嫌っていました。
そのためセンガンは、母親とともに宮中から追い出されたのです。
センガンの能力を知ったグチョン。
2人は「幽霊を見ることができる者」という共通点を通して、少しずつ心を開いていきます。
グチョンによると、塩倉の幽霊を退治するためには、怨鬼の骨を細かく砕かなければなりません。
それは怨鬼の恨みを溶かし、あの世へ送るためでした。
そして大妃は、再び幽霊たちから襲撃を受けます。
その瞬間、グチョンが現れます。
大妃は塩倉で命を落とした13人の女官たちに囲まれていました。
グチョンは幽霊たちを一体ずつ刀で刺していきます。
グチョンが鈴を鳴らすと、センガンは音のする場所へ骨の粉をまきました。
こうして最後の一人を残し、ほとんどの幽霊を退治することに成功します。
ところが突然、蛇の幽霊と女官の霊に取り憑かれたような大妃が、真実を語り始めました。
実はこの女官たちは、ある秘密を知ってしまったために殺されたのです。
女官たちは、スンウンサングンが死ぬ直前、
「この宮殿には、もう王の血が流れることはない」
「東宮の血筋を絶やしてやる」
という呪いの言葉を残し、池へ身を投げた場面を目撃していました。
大妃は、その呪いを聞いた女官たちまで全員殺してしまったのです。
単なる退魔物語ではない面白さ
ここまで見て、この作品は単純に幽霊を退治するだけの物語ではないのだと感じました。
30年前に宮中で起きた虐殺と王室の秘密が、少しずつ明らかになっていくところが非常に興味深かったです。
一体の幽霊を退治するたびに、新たな真実が次々とつながっていくため、思っていた以上に物語がしっかりと構成されている印象を受けました。
『トングン -呪いの宮-』第3話 あらすじ ネタバレ
塩倉の幽霊たちを退治したグチョンは、池から出てくるなり、突然センガンの首を絞めます。
まるでグチョン自身が幽霊になってしまったかのようでした。
塩倉の幽霊たちからスンウンサングンについて聞いたセンガンは、父である王を訪ねます。
そして池の幽霊の正体は誰なのかと尋ねますが、王は最後まで何も教えようとしません。
グチョンは幽霊を退治する過程で、あまりにも多くの陽気を失ってしまいました。
そのため、生きている人間でありながら、幽霊に近い状態になってしまったようです。
一方、センガンは大妃が自分の母親を殺したと考え、復讐しようとしていました。
センガンの母親は、13人の女官を塩倉で焼き殺したという濡れ衣を着せられ、宮中から追放された後、毒殺されたようです。
王を演じるチョ・スンウの声と発声、さらには笑い声まで、本当に鳥肌が立つほどでした。
表面上は落ち着いているのに、内面では何を考えているのかまったく分からない。
そんな不気味な雰囲気を、本当に見事に表現していました。
スンウンサングンと別監の過去
塩倉事件を通じて、池の幽霊の正体に少しずつ近づいたグチョンとセンガン。
2人は大妃に最も近くで仕えるチャン尚宮の部屋へ忍び込みます。
秘密を語らせるために利用したのが、コモクサルでした。
2人はチャン尚宮を怖がらせることに成功し、先王と水汲み女出身の女性、スンウンサングンの間に何があったのかを聞き出します。
スンウンサングンは、もともと別監と恋人同士でした。
ところが王に見初められ、王の女性となります。
その後、お腹の子供が別監の子供だという話が広まり、激しい迫害を受けた末に流産。
そして池へ身を投げたとされていました。
別監は宮中の外へ追放されて死亡し、スンウンサングンの遺体も密かに宮殿の外へ移されました。
遺品まですべて焼かれてしまったため、宮中には彼女に関する物が何も残っていません。
幽霊を追い払うためには、その人物の遺品が必要です。
そこでセンガンは、別監の家へ行って彼の幽霊に会い、遺品が残されていないか確かめようとします。
しかし別監の家は宮中から遠く離れていました。
グチョンは魂だけならそこへ行くことができますが、自分の体がある場所へ戻れなくなり、そのまま幽霊になってしまう危険性があると警告します。
さらに、もしグチョンが幽霊になれば、悪鬼になる可能性が高いとも話します。
そしてその場合、真っ先に王のもとへ向かうだろうと口にしました。
センガンが怒ると、グチョンは、
「王族など誰であろうと利用するだけだ。死のうが生きようが関係ない」
と言い返します。
グチョンはすでに極度に衰弱し、魂が肉体から抜け出してしまうほどの状態です。
この方法はあまりにも危険に見えました。
衰弱したグチョンは、何度も池へ引き寄せられていきます。
「母さんに会いたかっただろう?」
という声に導かれ、井戸の中をのぞき込んでしまいました。
その頃、ヨンアングンの容体は再び悪化します。
王は弱り切ったグチョンのもとを訪れ、大妃の古希祝いが開かれる翌日の正午までに幽霊をすべて退治できなければ殺すと脅しました。
壺を通じて魂だけで宮殿の外へ
グチョンはセンガンに大きな壺を用意させます。
そして自分の血が混ざった水をたらいに入れ、幼い尚宮に渡しました。
それをチュンチョン別監の家の近くへ置き、絶対にこぼしてはならないと何度も念を押します。
グチョンはその壺を使い、魂だけの姿となって宮殿の外にある別監の家へ向かいます。
一方、桃の木で作った刀が何度も折れてしまうため、グチョンは雷に打たれたナツメの木で作られた「霹棗木」が、幽霊を斬るのに最も適していると話していました。
センガンはその霹棗木を準備します。
この壺の中へ入る場面も、撮影が本当に大変だったそうです。
ご存じのとおり、ナム・ジュヒョクは非常に背が高い俳優です。
壺をかなり大きく作っても、全身を入れるのは難しかったようですね。
グチョンは鬼の世界を通じて別監の家へ入ります。
しかし別監の幽霊は、
「持っていかせるわけにはいかない」
と言ってグチョンを阻止します。
そして2人による、凄まじい剣術アクションが始まりました。
グチョンが別監の家へ向かったことに遅れて気づいたセンガンも、現実世界の別監の家へ到着します。
そして2人は、ついに真実を知ることになります。
「私が殺した。王の女になった彼女を裏切り、濡れ衣を着せた」
別監は、一族を滅ぼさないという約束と引き換えに、大妃の策略へ加担するしかありませんでした。
スンウンサングンを追い出すため、お腹の子供が自分の子供だと嘘をついたのです。
そして、赤ん坊の産着が木の下に埋められていることも明らかになります。
別監はスンウンサングンに許しを請いたくて、幽霊になった後もその産着を守り続けていたのでした。
鬼の世界で道を失うグチョン
センガンは産着を見つけ、宮中へ戻って壺を壊し、グチョンを外へ出そうとします。
しかしグチョンは縄もつけずに鬼の世界へ入ってしまいました。
彼を引き上げる方法がなく、グチョンは鬼の世界で道に迷い、どこかに倒れていました。
センガンはグチョンを捜すため、池へ飛び込みます。
鬼の世界では、井戸の近くにいるグチョンを母親の声が呼び続けていました。
しかし、その正体は鬼魅でした。
センガンが現れてグチョンを止めようとしますが、大勢の幽霊たちが現れ、センガンを捕まえます。
グチョンの記憶の中では、彼が自分の母親の首を絞めていました。
そのためなのか、鬼魅もグチョンの首を絞め始めます。
そこへ現れたのがコモクサルです。
グチョンを追いかけてきたのでしょうか。
コモクサルはグチョンの命を救います。
しかしグチョンはすでに幽霊になったかのように刀を持ち、宮中へ向かっていました。
ここまでは、幽霊を退治する物語というよりも、グチョンの過去と罪悪感が少しずつ明らかになっていく過程でもありました。
そして池と井戸、現実世界と鬼の世界が何度もつながることで、作品全体の雰囲気がかなり不気味になっていきます。
何よりも第3話の別監の家で繰り広げられたアクションは、これまでに登場したアクションシーンの中で最も印象的でした。
『トングン -呪いの宮-』第4話 あらすじ ネタバレ
一方、大妃は誕生日の宴にインハグンを呼び寄せ、彼を世子に冊封しようとしていました。
ヨンアングンの容体は、まだ悪化したままです。
ところが突然、伽耶琴の弦が切れ、宮殿の門が開きます。
そこから砂嵐が吹き込み、瞬く間に不吉な気配が宮殿全体を覆いました。
グチョンは、本当に幽霊になってしまったのでしょうか。
王は、まるでグチョンが現れることを待っていたかのように言います。
「お前を追い詰めれば、私のところへ来ると思っていた」
その瞬間、鈴の音が聞こえます。
鬼の世界へ入ったセンガンが、グチョンの前に立ちはだかったのです。
センガンはグチョンに、今見ている記憶は鬼魅が作り出した幻だと伝えます。
そして真実を明らかにすると約束し、グチョンに陽の気を分け与えるため、彼を抱きしめました。
グチョンは王を傷つけず、その場から退いたように見えます。
しかし誕生日の宴では、インハグンが倒れていました。
結局、世子になることさえできないまま倒れてしまったのです。
王は、「これほど弱い者が、どうして世子になれるのだ」と大妃をあざ笑います。
センガンの言葉に救われるグチョン
センガンのおかげで現実世界へ戻ったグチョンは、すぐに池へ走り、センガンを引き上げます。
そして勝手に鬼の世界へ入ったセンガンを、激しく叱りました。
「自分のせいで誰かが死ぬところを、二度と見たくない」
その言葉を聞いたセンガンは、グチョンのことを少し理解します。
そして、「これまで本当に大変だったでしょう」と声をかけ、そのまま意識を失いました。
センガンは夢の中で母親に会います。
恐怖に満ちた表情をした母親は、「幽霊は、あなたの父親よ」と告げました。
センガンは驚いて目を覚まします。
実は疲れ切っていたため、3日間も眠り続けていたのです。
さらにセンガンは、池の幽霊に背中をかまれ、痛みを感じていました。
グチョンは、その出来事によって池の幽霊の力がさらに強くなるだろうと考えます。
ヨンアングンは徐々に死へ近づいていました。
グチョンは再び鬼の世界へ入り、池の幽霊を退治しなければならないと悟ります。
今では池の幽霊の正体がスンウンサングンだと分かり、赤ん坊の産着も手に入れています。
彼女の恨みを解いてやれば、退治できると思われました。
池の幽霊との戦い
鬼の世界へ入ると、赤ん坊の泣き声が聞こえてきます。
「オギャー、オギャー」と泣き続ける赤ん坊。
グチョンは産着の糸に自分の血を染み込ませていました。
センガンは現実世界で、その糸を矢に巻きつけ、池の幽霊へ向かって射始めます。
そうすることで、幽霊の力を弱められると考えたのです。
長い死闘になるかと思われましたが、グチョンは予想以上に簡単に池の幽霊を退治してしまいます。
そして不思議なことに、ヨンアングンの容体も一晩で回復しました。
この報告を聞いた大妃は、宮中の秘密を知ってしまったグチョンを消さなければならないと考えます。
ヨンアングンが回復すると、王はセンガンが幼かった頃のように彼女の頭をなで、鈴を渡します。
何かに不安を感じたセンガンは、グチョンの命を助け、宮中の外へ出してほしいと王に頼みました。
しかしグチョンは、何かがおかしいと感じます。
「これほど簡単に終わるはずがない。7人もの人間を殺したのに、こんなに簡単に消えるのはおかしい」
人々を殺しているのは池の幽霊ではなく、別の何かなのではないか。
グチョンはそう疑い始めます。
暴かれた大妃の秘密
その夜、センガンは大妃のもとを訪ねます。
贈り物を持ってきたと言って差し出したのは、かつてセンガンの母親が受け取った韓菓でした。
そして大妃をまっすぐ見つめ、言います。
「私の母を殺したのは、あなたでしょう」
大妃は答えます。
「宮中で嘘をつく者は死ぬ」
するとセンガンも、同じ言葉を返しました。
「そのお言葉、そのままお返しいたします」
センガンは、これまでに突き止めたスンウンサングンと塩倉の女官たちに関する事実を、すべて大妃へ突きつけます。
すると突然、蛇の幽霊らしき存在が大妃に取り憑きました。
大妃は憑依された状態で、真実を吐き出し始めます。
「私は子供を持つことができなかった」
「スンウンサングンは、本当に先王の子供を妊娠していた」
「水汲み女出身の卑しい女が王の寵愛を受け、王の血を宿したなど、絶対に受け入れられなかった」
大妃は、ついにすべての真実を語ってしまいます。
センガンは大妃に、「あなたの権力も、地位も、すべて奪ってみせる」と言い放ちます。
そして、この会話をセンガンの祖母がすべて聞いていました。
池の幽霊に関する真実が、ついに明らかになる瞬間でした。
宮中に残るグチョン
一方、グチョンはすでに激しい暴行を受けていました。
しかし王の部下が現れ、彼を解放します。
グチョンは宮中を離れようとしますが、自分を待っていたコモクサルを見つけます。
ところがコモクサルは突然、蛇の幽霊に襲われます。
グチョンは、井戸の鬼魅から自分を救ってくれたコモクサルを、今度は自らの手で助けました。
センガンは、狩りへ出かける準備をしている王のもとを訪れます。
グチョンから聞いた言葉を伝え、王の兄弟たちがどのように亡くなったのか、もう一度問いただしました。
しかし王は、最後まで詳しい話をしようとしません。
その瞬間、センガンの表情が変わります。
何かに気づいたかのように、不気味な表情で震え始めました。
厩舎にいる幽霊たちのささやき声を、聞き始めたようにも見えます。
もしかして……王が?
王はヨンアングンとともに狩りへ出発します。
そして宮中を去ろうとしていたグチョンが、再びセンガンの前に現れました。
ヨンアングンを殺そうとしていた幽霊の正体が、池の幽霊ではなかったことに気づいたのです。
しかし結局、狩りの途中でヨンアングンは命を落としてしまいます。
ヨンアングンが死んだことで、グチョン自身の命も危険になりました。
同時に、王の血を引くセンガンも危険にさらされていることに気づきます。
そしてグチョンは、鬼の世界で自分を救ってくれたセンガンを、今度は自分が守ると決意するのでした。
第4話まで見た感想
今回は、ひとまず第4話までのあらすじをまとめてみました。
物語の前半は非常にストレートで、それほど複雑に入り組んでいるわけではありませんでした。
ある程度は予想どおりに進んでいったように思います。
第1話で張られた伏線が少しずつ明らかになり始めたところで、第4話が終了しました。
鬼の世界の映像も、まるで地獄のようでありながら見応えがあります。
興味のある方には、ぜひ実際の映像で見ていただきたいです。
特に鬼の世界へ入った瞬間、画面の質感から雰囲気まで完全に変化する演出は、この作品の大きな魅力だと思いました。
非常に不気味でありながら、どこか幻想的でもあります。
アクションも期待以上でした。
もう一つ、私が興味深いと感じたのが音楽です。
鬼の世界で繰り広げられるアクションシーンでは、韓国の伝統楽器を使用した国楽が多く流れていました。
ところが、その中に時折ヘビーメタルが混ざる場面もあります。
東洋と西洋が融合したような、独特の音楽構成だったと思います。
特に第3話で繰り広げられるナム・ジュヒョクの剣術アクションは、本当に見応えがありました。
現実世界と鬼の世界を行き来する演出も加わり、作品の世界観を最も効果的に見せながら、一気に没入感を高めてくれます。
全体的に第3話までは、ややゆっくりと物語が進んでいる印象もありました。
しかし第4話のラストは、作品の雰囲気を完全に変えてしまったように思います。
王が……幽霊なのでしょうか?
最後に明らかになった不穏な事実と、王をめぐる数々の疑惑が一気に噴き出し、次の話を見ずにはいられないエンディングになっていました。
池の幽霊の本当の正体と、王室に隠された秘密が今後どのようにつながっていくのか、さらに気になります。
時間の都合でまだ前半しか見ることができていませんが、週末には必ず残りのエピソードも見終えたいと思います。
『トングン -呪いの宮-』キャスト情報
クチョン役|ナム・ジュヒョク
クチョンは、鬼の世界を行き来する能力を持つ男。
現実世界と鬼の世界、その両方に足を踏み入れることができる特殊な存在です。東宮に宿る呪いの真相を追うため、王の命を受けて宮殿へ向かうことになります。
ナム・ジュヒョクが演じるクチョンは、単なる退魔師ではなく、異界と現実の境界に立つ人物として描かれそうです。
ダークファンタジー時代劇というジャンルの中で、彼がどんな孤独や痛みを抱えているのかも気になるところです
| 年 | タイトル | ジャンル | 配信 | 状態 | 評価 |
|---|---|---|---|---|---|
| 読み込み中… | |||||
センガン役|ノ・ユンソ
センガンは、幽霊の声を聞く秘密を抱えた宮女。
宮殿の中で生きる彼女は、普通の人には聞こえない声を聞くことができる人物です。その力は、東宮の呪いに近づくための手がかりになる一方で、彼女自身を危険にさらすものでもあります。
クチョンと共に東宮の謎を追う中で、センガンは宮廷の秘密、死者の声、そして自分自身の運命と向き合っていくことになりそうです。
| 年 | タイトル | ジャンル | 配信 | 状態 | 評価 |
|---|---|---|---|---|---|
| 読み込み中… | |||||
王役|チョ・スンウ
チョ・スンウが演じるのは、クチョンとセンガンに東宮の呪いを追わせる王。
王は、宮殿に巣食う呪いの存在を無視できなくなり、特別な力を持つ二人を動かします。
しかし、王がどこまで真実を知っているのか、そして二人に何を隠しているのかは大きな注目ポイントになりそうです。
チョ・スンウが王を演じることで、ただ命令を下す存在ではなく、物語全体に重みを与えるキーパーソンになりそうです。
| 年 | タイトル | ジャンル | 配信 | 状態 | 評価 |
|---|---|---|---|---|---|
| 読み込み中… | |||||
『トングン -呪いの宮-』見どころ
呪われた宮殿を舞台にしたダークファンタジー時代劇
『トングン -呪いの宮-』の大きな魅力は、宮廷時代劇にダークファンタジーとホラー要素が加わっているところ。
韓国時代劇といえば、王位争い、宮廷政治、身分差、復讐、ロマンスなどが定番ですが、この作品ではそこに「鬼の世界」や「幽霊の声」、「呪われた東宮」という要素が重なります。
つまり、単なる宮廷ミステリーではなく、現実と異界が交差する物語として楽しめそうです。
宮殿という閉ざされた空間は、それだけでも秘密が多い場所。その中に呪いや幽霊が絡むことで、物語全体に不穏な緊張感が生まれそうです。
クチョンとセンガン、二人の能力がどうつながるのか
クチョンは鬼の世界を行き来することができ、センガンは幽霊の声を聞くことができます。
どちらも普通の人間とは違う力を持っていますが、その力は決して便利なだけのものではなさそうです。
見えてしまう。聞こえてしまう。関わってしまう。
それは真実に近づくための力であると同時に、二人を危険な場所へ引きずり込む呪いのようなものでもあります。
クチョンとセンガンが互いの能力をどう受け入れ、どう補い合いながら東宮の謎に迫っていくのか。二人の関係性も大きな見どころになりそうです。
チョ・スンウ演じる王が物語に与える重み
このドラマで特に気になるのが、チョ・スンウが演じる王の存在。
王はクチョンとセンガンに東宮の呪いを追わせる人物ですが、宮廷の秘密をどこまで知っているのかはまだわかりません。
二人を真実に近づける存在なのか。
それとも、真実から目をそらさせる存在なのか。
王という立場だからこそ、彼の言葉や判断には大きな意味があります。
チョ・スンウが演じることで、物語は単なる怪異退治ではなく、宮廷全体を揺るがす重厚なミステリーとして広がっていきそうです。
『トングン -呪いの宮-』はこんな人におすすめ
『トングン -呪いの宮-』は、韓国時代劇が好きな人はもちろん、ダークファンタジーやミステリー、ホラー要素のあるドラマが好きな人にもおすすめできそう。
特に、アクションの要素も多く、呪い、異界、幽霊、特殊能力といったものがどう表現されるか期待したところです。
また、ナム・ジュヒョクの新しい時代劇キャラクターを見たい人、ノ・ユンソの時代劇での演技が気になる人、そしてチョ・スンウが作る重厚な王の存在感を楽しみたい人にも注目の作品になりそうです。
まとめ
韓国ドラマ『トングン -呪いの宮-』は、呪われた東宮を舞台に、鬼の世界を行き来する男と幽霊の声を聞く宮女が宮廷の謎に迫っていくダークファンタジー時代劇。
これまで作品選ぶ目が確かだったナム・ジュヒョクさんの除隊後の初の作品として選んでいるからこそ、これは絶対見たい、と思いながらずっと待ってました。
配信後は、各話のあらすじ・ネタバレ・感想も追記していきます。
