『ゴールドランド』最終回ネタバレ感想|結末と金塊の行方、シーズン2の可能性

tamanegi
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この記事では、『ゴールドランド』7話・8話までの流れを受けて、9話から最終回10話までの展開をネタバレありで振り返っていきます。

前半では、金塊をめぐって誰が誰を利用しているのか分からない緊張感が続いていましたが、後半に入ると、ヒジュの運命を大きく動かす人物としてキム・ジンマン刑事の存在が一気に前に出てきます。

それまで味方なのか敵なのか分からなかったジンマンが、ヒジュにとってどんな存在なのか。
そして1500億ウォンの金塊は、最後に誰の手に渡るのか。

ここからは、9話・10話の結末までを中心にまとめていきます。

『ゴールドランド』9話までの展開・あらすじまとめ(ネタバレあり)

ヒジュを守ろうと動き始めるジンマン

8話までを前回の記事に書いて、ここから先を別記事として分けたのには理由があります。

それは、9話から、これまで誰の味方なのか分からなかった人物がヒジュの協力者として動き始めるから。
そして、最初は存在すら知らなかった人物が、彼女の運命を決めるうえで、とても大きな役割を果たすことになるから。

では、『ゴールドランド』最後2話の流れを見ていきます。

まず、ヒジュとウギはキム刑事と会うことに決めている様子。

二人は、キム刑事を消すつもりだったようにも見えますが、実際に彼に会ったヒジュは、キム刑事の思いがけない行動に驚かされます。

ジンマンは本当に金塊には興味がなく、約束どおり、自分の目の前でアン会長に金塊のありかを話してしまうのです。

ヒジュは金塊のことに関して、誰のことも信じていません。

それは当然ながら多くの人が、金塊を奪うために目の色を変えていく姿を見てきたから。

なのに、キム刑事だけはどこか違っていました。もちろん、ヒジュはその理由をまだわかっていません。

ただ問題は、パク理事の手先だった後輩刑事が、ヒジュの車にGPSを付けていたこと。

炭鉱に着き、ヒジュがキム刑事を脅していると、突然その後輩刑事が現れ、ヒジュを襲います。

けれどキム刑事は、自分を片付けてしまおうとしたヒジュを庇います。

後輩刑事は、結局金塊に目がくらんでしまったようでした。

キム刑事が、アン会長が今ここに向かっていること、そして炭鉱には金塊がないことを話しても、彼は止まることができません。

そこへ現れたウギが後輩刑事を殴り倒し、彼は石に頭をぶつけて亡くなってしまうという最悪の結果に。

自分の後輩が亡くなったことで、キム刑事はしばらく茫然とします。

ひとまず、彼らはアン会長が来る前に炭鉱を離れ、ウギに後始末を頼み、キム刑事はヒジュを守るため、彼女を警察署へ連れて行き、そこに閉じ込めます。

アン会長には、パク理事が自分の車に突っ込んできたせいでヒジュを逃したと嘘をつき、時間を稼ぎます。

しかしその間に、息を引き取ってしまうスノク。

「ヒジュは私たちとは違う。生きたいように生きさせてあげて。私たちはもう十分生きたじゃない」

そんな言葉を残して。

この時、ジンマンの中で何かが変わったように見えました。

交差するヒジュ、ウギ、ドギョンの選択

ジンマンには計画がありました。

またしても、パク理事がアン会長を脅し、金塊を探しているように見せかけること。そして盗聴装置を通じて、ラッキー金銀房がパク理事とつながっていることを突き止めます。

ヒジュが捕まっているあいだ、ジンマンはドギョンから一通の電話をもらいます。そこで彼に、ヒジュが捕まっている、彼女を助け出したいなら金塊を現金に換えて取引しよう、と持ちかけます。

一方、ウギには電話で、二度と目の前に現れずに去れと言います。

けれどウギは、金塊を見つければヒジュを助け出せると思っていました。

キム刑事は、チャンガク貿易でやったことをもう一度しようとします。

ドギョンをラッキー金銀房へ送り、パク理事にもその情報を流したうえで、カン会長を使ってその二人を処理しようとしたのです。

ジンマンはヒジュを解放しながら言います。

金の延べ棒を二本だけ俺に渡せ。そうすればお前を逃がしてやる。スノクは俺が面倒を見るから今すぐここから離れろ、と。

けれど彼にはヒジュについて知らないことが一つありました。

ジンマンが席を外していた時、ヒジュはドギョンからメッセージを受け取っていて、彼女はドギョンが本当に自分にお金を送っていたことを確認することになるのです。

ドギョンは、ヒジュに言ったことを守っていました。

さらにヒジュは、ドギョンが船と車を用意していたことも知ります。

こうして、ヒジュ、ウギ、そしてドギョンは、それぞれ目的を持って金塊があると思われる場所、「幸せ質屋」で鉢合わせることになります。

先に出会ったのは、ウギとドギョン。

二人はもみ合いになり、ウギはドギョンに撃たれてしまいます。

『ゴールドランド』最終回 結末までの展開・あらすじまとめ

消えた金塊と、ラッキー金銀房での最終局面

死んだと思ったウギでしたが…。

いったいどんな銃だったのか、ヒジュが到着した幸せ質屋で倒れていた彼は、生きていました。

しかし、幸せ質屋に隠していたはずの金塊はなくなっているようでした。

二人は細工師のところへ向かいます。

ドギョンはキム刑事に言われた通り、ヒジュを助けるために金塊を持ってラッキー金銀房へ向かい、店に入って金を換えようとしますが、店主はすぐにイエスマネーの社長(パク理事の下手)へ連絡を入れます。

そしてラッキー金銀房へ向かうパク理事とカン社長の様子を、キム刑事が見ていました。

結局、ドギョンはパク理事に捕まります。

その頃、細工師のところで何かをしていたヒジュとウギは、ドギョンから電話を受けます。

ドギョンがパク理事に命を脅かされていることを知ったヒジュは、自分が棺を持って行くと言いますが、、、ヒジュはいったい何をしようとしているのでしょうか。

一方、ヒジュがドギョンのもとへ向かっているあいだ、ドギョンが持ち出したと思われる金塊を探していたウギを、ジンマンが見つけます。

ウギは、ドギョンが幸せ質屋から金をすべて持ち出したと思って、彼の車を漁りますが、金塊はどこにもありません。ドライブレコーダーを見直すと、ドギョンのかばんはそこまで大きくないと気づいたウギとキム刑事はドギョンは金塊を持ってないと結論づけます。

ヒジュもそれを見ていたはずなのに、ウギには何も言いませんでした。

ラッキー金銀房の近くにいたヒジュは、パク理事がイエスマネーのカン社長を始末する場面を目撃。

パク理事は、一緒に動いてきた誰とも金塊を分けるつもりなどない人間でした。

銃声を聞いたキム刑事は、ヒジュを助けるためにラッキー金銀房へ向かいます。

そんな中、再びドギョンに金塊の在処を問いただすパク理事。ヒジュがそこへ現れ、ドギョンを助けようとします。

ヒジュはパク理事に銃を撃ちますが、ついに弾が尽きてしまいます。そしてパク理事は、ヒジュの目の前でドギョンを撃ってしまいます。ショックを受けるヒジュ。

その時、ジンマンが現れてパク理事を撃ち、その隙にヒジュは銃を装填し直して、パク理事を攻撃。

ちょうどその時、アン会長のクムソン派の人間たちが押し寄せてきた状況でした。

これまで「金塊なしで生きるくらいなら死んだほうがましだ」と言っていたヒジュでしたが、銃に打たれると、初めて「生きたい」とジンマンに言います。

そしてウギとキム刑事に、金塊が細工所にあることを教えるヒジュ。

けれど実は、それはすべてヒジュが作らせた偽物の金の延べ棒でした。

ヒジュが最後まで信じられなかったもの

ヒジュはクムソン派の人間たちに捕まり、臓器まで売られそうな状況に追い込まれます。

でも、ジンマンは偽物の金塊の写真をアン会長に送り、ヒジュを解放してほしいと頼みます。

金塊とヒジュの命を交換するというジンマンの言葉を聞いて、アン会長はなぜそこまでするのか分からないという反応。

その時、ジンマンはヒジュが自分の娘であることを明かします。すると、カン会長は彼の理由を納得した様子。

ヒジュと助けに約束の場所に向かっていたジンマンはスノクの遺骨をウギに渡し、ヒジュに届けてほしいと言います。

約束の場所に現れた彼ら。

最初、金塊が本物か確認を通ると取引は成立し、ヒジュは解放されてウギの車に乗り込みます。

しかし、金を確認していた人物が、金の延べ棒の全てが本物の金ではないことに気づいてしまいます。

そうしてジンマンは、自分の命を失うことをわかっていててもヒジュを助けることになります。

ウギはヒジュを乗せて車を走らせます。けれどヒジュは、結局金塊がどこにあるのかをウギに教えることはできませんでした。

そしてヒジュは、ウギを99%信じていても1%信じることができなかったからこそ、ウギに車から降りろ、と命令します。道端に置き去りにされてしまったウギ。

ウギは、その決断を静かに受け入れている様子でした。

果たして金塊はどこにあったのでしょうか。

彼はジョンサンにある教会へ向かいある車の中を確認。全ての金塊はここに入っていました。

ヒジュはその車をそのまま運転し、貨物船に身を乗せて海外へ向います。

小さな物音にもびくっと反応するヒジュの姿。

それは、彼女がこれまでどれほどの緊張とストレスの中で生き延びてきたのかを、そのまま見せているような場面でした。

ヒジュの最後とシーズン2を予感させるラストシーン

ヒジュはフランスで金塊とドルを冷蔵庫に積み上げ、田舎で静かな日常を送っているようです。

あれだけ追い詰められ、誰も信じられなくなっていたヒジュが、ようやく韓国を離れ、自分だけの場所で息をついている。そう見えるラストではありました。

さらに、ウギと再会する場面も描かれます。完全に一人で終わるのではなく、ウギとの関係にもまだ余白を残したような終わり方でした。

ただ、本当にこれで終わったのかというと、少し引っかかる部分が。

ラストのエンドロールが終わった後に流れる映像では、ウギと一緒に来ていたようにも見える男性(カンボジアから金塊の行方を追ってアン会長を監視していた人物です)が、ヒジュについて、彼女がよく通っているパン屋の店主に尋ねていました。

それともウギはすぐ後ろにいたこの男性に気付いてなかったのでしょうか?

その店主は「よく知らない」というようにしらを切りますが、実際にはヒジュのことをよく知っていて、彼女を助けているようにも見えてたんですよね。

ヒジュが韓国からうまく逃げ切ったとしても、あれだけの金塊を奪われたアン会長とカンボジア側の組織が、何もせずに黙っているとは思えません。

もしかすると、誰かが今もヒジュを追っているのかもしれない。そう考えると、『ゴールドランド』は一見ハッピーエンドのように終わったものの、完全に閉じた結末ではなかったようにも感じます。

ヒジュは今、フランスにいます。

もしシーズン2があるなら、韓国の中だけで完結していた金塊争奪戦が、今度はもっと大きな舞台へ広がっていく可能性もありそう。

『ゴールドランド』は、最後まで金塊に振り回された人たちの欲望と選択を描いたドラマでした。

けれどラストを見る限り、ヒジュの物語はまだ本当に終わったとは言い切れず、この話はまだ続いていくかも知れない、そう思いました。

『ゴールドランド』ヒジュが手にした日常はいつまで続く?

ヒジュは自分が愛していた男ドギョンから金塊を守ってくれることを持ちかけられ何も知らずに事件に巻き込まれていく人物。

そんなドギョンはただ彼女を酷い状況い追い込んだ悪い男に見えていました。

しかし、結果的にヒジュの周りにいた3人の男がしたのはヒジュを信じて助けた、ということ。

彼女の人生のどこかで彼女と繋がり、ヒジュが抜け出したいと感じていた人生のしがらみから抜け出せるようにしようとした(成り行きではありますが)感じがしました。

ヒジュは金塊を手にするまでは、過去から逃れたいけど、完全にはそこから逃れられず、ある意味自分の母に似たような道を歩いていた女性です。

なのに、金塊を手に入れると彼女は突如、自分の人生に主導権を握って、今までの自分とは完全に切り離れた人物に生まれ変わったような気までしました。

最後に彼女は金塊を自分の手元に残すことで、全く違う人生を生きていけるようになったかのように見えますが、その人生は不安でしかないものに見えて仕方ありませんでした。

自分を愛してくれた二人の命と引き換えに手物に残った金塊はこれからどこまで彼女を守ってくれるのでしょうか。いつかは結局、彼女の時間も同じように破局を迎えるのではないか、と不安になる結末だった気がしました。

そして全く関係のない余談ですが、「ゴールドランド」でヒジュを追う卑劣なアン会長として出演している俳優が、「伝説のキッチン・ソルジャー」では主人公が愛してやまない優しくて強い父親役で出るというので、とても違和感がありました(汗)。

またパク理事役の俳優、キム・グァンスさんが現在Netflixの「ユ・ジェソクの集まれ!破天荒ハウス」というバラエティ番組に出演中で金歯をつけたまま出ているので、なんか普通に怖く見えてしまって、、、これもまたとてつもない違和感がして仕方ないです(笑)。

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プロフィール
たまねぎ
たまねぎ
数年前、友人に勧められて観たドラマをきっかけに韓ドラ沼へ。

ドラマを見る時は、韓国語ネイティブとして、セリフの細かいニュアンスや文化的な背景も含めて、表に見えにくい感情の流れやキャラクターの関係性を掘り下げることを大切にしています。

気になる俳優の出演作を追いかけながら、演技の変化やキャリアの流れを追うことも、このブログのテーマの一つです。

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