作品レビュー・感想

『君がきらめく季節に』チェ・ジョンヒョプ × イ・ソンギョン、1〜4話ネタバレ感想|記憶喪失の真相と再会の行方

tamanegi

(2026年3月2日更新)

2026年上半期のドラマの中でも注目度の高い一作、『君がきらめく季節に(In Your Radiant Season)』が、2月後半にスタートしました。主演は、日本でも『Eye Love You』で人気を確立したチェ・ジョンヒョプさん、そして確かな演技力で評価されるイ・ソンギョンさん。

本記事では、

  • キャスト情報
  • 人物関係
  • あらすじ & 1〜4話までの展開まとめ
  • 感想

を中心に、作品の全体像を整理していきます。

同じ事故によって人生が大きく変わってしまった男女の再生ロマンスという設定は、近年の韓国ドラマの中でも心理描写に重きを置いたヒーリング系作品です。大きな期待をせず、1&2話を見始めたのですが、期待よりも見応えがあったので、そのまま3話を続けてみているのですが、視聴率も上昇しているようです

これから視聴を検討している方、すでに視聴中の方、どちらにも参考になるよう、ドラマの基本情報から感想までまとめてみました。

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『君がきらめく季節に』ドラマ基本情報

項目内容
日本語タイトル君がきらめく季節に(In Your Radiant Season)
ジャンルロマンス / ヒューマンドラマ
脚本チョ・ソンヒ
演出チョン・サンヒ / キム・ヨンジェ
制作会社Pan Entertainment
放送MBC 金・土 21:50
話数全12話
配信Disney+

『君がきらめく季節に』キャスト情報

役名俳優役どころ
ソン・ハランイ・ソンギョン国内トップブランドのシニアデザイナー。過去の事故をきっかけに心を閉ざして生きている女性。
ソヌ・チャンチェ・ジョンヒョプ世界的アニメーションスタジオ所属のキャラクターデザイナー。事故による記憶の空白と心の傷を抱えている。
キム・ナナイ・ミスクハランの祖母であり、ファッションブランド代表。
ソン・ハヨンハン・ジヒョンハランの妹。ジュニアデザイナー。
ソン・ハダムオ・イェジュハランの末妹。高校生。
パク・マンジェカン・ソクウカフェオーナー。ナナと深い関わりを持つ存在。
チャ・ユギョムキム・テヨン高校野球選手。ハダムの恋人。
ヨン・テソククォン・ヒョクブランドのCOO。
ペク・スンギュキ・ヒョヌデザインチームのメンバー。

『君がきらめく季節に』主役紹介

チェ・ジョンヒョプ(ソ・チャンジュ役)

世界的アニメーションスタジオに所属するキャラクターデザイナー。

明るく前向きで、誰とでもすぐに打ち解けられるエネルギッシュな人物ですが、7年前の実験室爆発事故によって身体と記憶に深い傷を負い、現在もトラウマを抱えながら生きています。

太陽のような笑顔の裏に、長い”冬”を秘めているキャラクター。

チェ・ジョンヒョプ特有の柔らかさと、どこか影を感じさせる眼差しが、この役にぴったりだと感じました。

日本では『Eye Love You』で一気に知名度を高め、“優しくて誠実な男性像”として多くの視聴者に強く印象づけられましたよね。

最近では『無人島のディーバ』で主演としての安定感も見せています。

今作では、明るいエネルギーと、心に抱えた傷の両面を同時に表現する必要があり、日本のファンにとっても新たな一面を感じられる作品になりそうです。

イ・ソンギョン(ソン・ハラン役)

国内トップクラスのハイエンドブランド「ナナ・アトリエ」のシニアデザイナー。

無駄なコミュニケーションを避け、仕事以外では感情を見せない冷静なリーダーです。

7年前の事故で最愛の人を失って以来、「何も起こらない一日」こそが最も安全だと信じ、自らを孤立させて生きてきました。徹底的にコントロールされた生活を送る、いわば“自己防衛型”の人物です。

日本で最もよく知られている作品は『恋のゴールドメダル〜僕が恋したキム・ボクジュ〜』。

その明るく愛らしいイメージで多くのファンを獲得しました。その後『浪漫ドクター キム・サブ』シリーズを通じて演技力も高く評価されています。

今作では、それまでのポジティブでキュートな印象とは対照的に、感情を閉ざした冷たい女性を演じている点が大きな見どころ。

最近はこうした内面の深さを描く役柄が増えている印象ですが、本作でもその繊細な感情表現が光りそうです。

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『君がきらめく季節に』主要人物関係まとめ

本作は、家族・過去の事故・世代間のつながりが交差する構造になっているので、人物関係を整理しておくと理解しやすいドラマです。

ナナハウスを中心に、三姉妹それぞれが異なる人生観と感情の距離感を抱えながら暮らしていて、末妹ハダムとチャ・ユギョムは比較的明確な恋愛関係を築いている一方で、チャンとハランは過去の事故で結ばれたまま、まだ感情の線を越えきれていないようです。ポスターなどをみているとおそらく次のような関係性が生まれていくのではないかと期待しています。

  • ハラン & チャン(物語の中心軸、過去の事故で結ばれた関係)
  • ナナ & パク・マンジェ(幼馴染の再会で生まれる関係)
  • ハダム & ユギョム(若い世代のロマンス軸)
  • ハヨン & ヨン・テソク (仕事絡みで繋がっていく?)

1〜4話までの展開・あらすじまとめ

第1話 あらすじ

アメリカ留学中の恋人と連絡を取り合いながら、忙しくジュニアデザイナーとして働いていたハラン。

時間を作って彼に会いにアメリカへ向かったその日、実験室爆発事故が発生します。

その事故によってチャンは一部の記憶を失い、ハランは最愛の人を失うことになります。

そして7年後。

アニメーションコラボの仕事で韓国に戻ってきたチャンは、ナナ・アトリエとのプロジェクトを通じて再びハランと出会います。

ハランと向き合うたびに、事故当時の記憶が断片的によみがえり、耳鳴りに苦しむチャン。

どこか記憶に残っているような感覚にとらわれる彼は、プロジェクトを辞めて帰国しようと考えますが、最終的に残ることを選びます。偶然が重なり、彼は次第にハランの周囲を気にかけるようになります。

一方のハランは彼をストーカーだと疑い、二人の再会は緊張と誤解の中で始まります。

第1話は、二人が同じ過去を共有していることを強く示唆しながら幕を閉じます。

第2話 あらすじ

ストーカーの誤解は真犯人の登場によって解けますが、ハランの態度は依然として冷たいまま。少しもチャンが自分の領域に入ってくることを許そうとも、打ち解けようともしません。

でもある勘違いから二人の関係には進展が。

ストーカーだと誤解して何度もノートにチャンの名前を書いたのを祖母が見てチャンをハランが気になっている相手だと勘違い。プロジェクトによって避けられない関係になった二人の橋渡しをしようとします。

二人が呼ばれて行った夕食の場で祖母の真意に気づいたハランですが、そこで急にひどい耳鳴りに苦しむチャンの姿を見ることになる彼女。

そしてハランがよくいくカフェのマスターのお祖父さんから彼女が長い間苦しんできたことについて聞かされるチャン。

亡くなった恋人からもらったペンを無くしあたふたしているハランを見て、過去の記憶を思い出し、チャンは暗かった自分がいた時間を思い起こしながら、凍りついたように生きるハランに「3か月限定の友達」を提案します。

まだそんな気にはならないハラン。

それでも、2話の終わりに二人の関係は確実に動き始めていると感じました。

第3話 あらすじ

断られてもチャンはいつまでも明るい性格。

なら自分が頑張って親しくなる努力をしてみせると言われたハランはとにかく彼を避け続けるのですが。

自分の好きなカフェにはチャンが引っ越してきて住んでいるし、キム・ナナの目を逃れていく場所がなくなってしまったハラン。どこに行っても目の前に現れる彼から逃げ回って1日を過ごすことになります。

その日、またもや目の前に現れた彼に爆発してしまうハラン。

親しくなんてなりたくないし一人にさせて欲しい、迷惑と言い放ってしまいます。驚いて彼女の気持ちを受け入れ、家の周りでは偶然出くわすことがないように努力すると謝るチャン。

でもハランは自分のせいで病気持ちのカフェのマスターがまた一人になってしまうと考えると悩ましくなってしまいます。その後、職場で自分のチームとチャンが仲良くしているのをみて、自分が過剰反応だったのかもと少し気になり始めるハラン。

仕事なら良い、とハランとチャンは二人で出かけることになるのですが、その過程で彼女の深いトラウマがさらに浮き彫りに。

自分を理解しようとするチャンにハランは「誰かと親しくなるのがすごく怖い、なんの準備もなく誰かを失うことができなくて自分は逃げているんだ」と謝りながら説明するのですが…

あれ?私なんでこんなことをチャンに言ってるのと驚いてしまうハラン。

少しだけ心の通った会話をした二人はついに「近所の友達」になることに。

彼女はついに冬から抜け出す決心ができ、チャンと言う「変化」を受け入れることにします。

その間、ハランの妹、高校生のハダムは結婚を発表。

また、ハヨンが気になっているCOOテソクは、ハヨンが誰かと付き合い始めた事を聞き、ちょっとヤキモチを焼き始めますが、偶然ロビーでその男が、クズの浮気男だと分かることなり手を打ち始めます。

第4話 あらすじ

少し近づいて親しくなった二人。

ただチャンはハランと一緒にいた時に耳鳴りが始まり、今まで見たことのなかった何かが見えたことを医者に伝えます。

医者は、もしかしたら全て思い出しと思っている以外の記憶が蘇って来るかもしれない、過去の思い出で苦しい思いをしたくなければ離れた方がいいと忠告します。

だけど今の自分がいるのも彼女のおかげだし、自分が韓国で過ごす残りの時間、必ず彼女が幸せになれるように全ての事をする、どんな結果も受け止めると決めているチャン。

チャンはハランにソウルでやる事リストを私で優先順位を決めてほしいと言います。

そしてそこに書いてあった「あの人」と言う言葉。

彼女は街隅々で昔の思い出を突然思い出して悲しくなってしていますが、チャンと同じ場所で、少しだけ違う思い出を作っていきます。

また地方に現地調査に出かける二人。

運転が苦手そうなチャンを心配してハランが車で迎えにいくのですが、急にワイパーが壊れてしまい、、、チャンは近くに住む陶芸家の祖母に迎えに来て欲しいとお願いすることに。

祖母の家で時間を過ごしながらチャンの過去について聞かされるハラン。

そしてハランはチャンが「好きになってはいけない」だとおばあちゃんに言うことを聞いてしまいます。

それが気になってチャンに直接聞くハラン。

「なら好きになってもいい?」

車の中で妙な雰囲気になり、お互いにさらに近づく二人です。

このそしてわかったキム・ナナの秘密。

ハダムの彼は結婚の許しをもらうためにナナ家に来るのですが、キム・ナナはこの青年にあったことがありました。

急に記憶が飛び、道路で佇んでいた自分を助けてくれた青年。実は彼女アルツハイマーの兆候があることを家族には内緒にしていたのです。

COOのテソクはハヨンが不真面目浮気男のお見合い相手に会えないように色々邪魔をして、最後には女性関係を整理するように警告までしにいきます。

また結局はハヨンも彼がクズ男だと知り、別れ、これまで自分を助けようとしていたのはテソクだったと気が付くようです。

『君がきらめく季節に』感想・レビュー

『君がきらめく季節に』は、再会ロマンスの形を取りながらも、実際にはトラウマや記憶喪失、そして喪失後の人生とどう向き合うかを描いた心理中心のヒーリングドラマだと感じました。

同じ事故が、二人をまったく異なる形で傷つけたことが本作の核になっています。

現在のチャンは、明るく社交的で誰とでも自然に打ち解けられる人物ですが、記憶には空白があり、特定の状況では説明のつかない身体反応に苦しみます。

一方のハランは、すべてをコントロールしようとし、不要な人間関係を避け、「何も起こらない一日」を守ることで自分を保っている女性です。

チャンはハランに既視感を抱き、彼女の存在がどうしても気になってしまう。

ハランを見るたびに、7年前の事故の断片が揺さぶられていきます。

第1話では、まるで二人がかつて恋人同士だったかのように描かれます。しかし実際にハランの恋人だったのは、同じ研究室にいた“もう一人のチャン”。

名前の最後の一文字が同じだったという偶然が重なり、悲劇的な事故へとつながっていきます。

連絡のすれ違い、ノートパソコンの入れ替わり、事故の瞬間に聞いた声——

いくつもの小さな偶然が運命を歪ませ、二人を現在へと導きました。

7年という時間は長いようでいて、愛する人を失った心を癒すには十分ではありません。

このドラマは、その「癒えきらない時間」を丁寧に描いています。

チェ・ジョンヒョプさんは、事故前の暗さと、事故後に無理やり明るく生きようとする姿の両面を自然に表現しています。

イ・ソンギョンさんもまた、事故前の明るさと現在の殻に閉じこもった姿の対比を繊細に演じ分けています。

第3話では、ハランがついに自身のトラウマをチャンに打ち明けます。

そしてチャンもまた、自分が彼女に救われた記憶を思い出しながら、「あなたもきっと抜け出せる」と静かに寄り添います。

二人は少しずつ時間を共有し、「悲しい記憶も上書きできるかもしれない」と前向きになっていくハランの変化が印象的でした。

特に第4話で、チャンが大量のペンを並べてハランに選ばせるシーン。

同じく“描く人間”である二人だからこそ、道具への想いが自然に伝わってきて、とても温かい場面でした。

また、チャンの祖母が語った「人は少しずつ手放して生きることで、心もやわらぐ」という言葉も心に残ります。

本作は、私が好きなテーマである「記憶」と「治癒」を軸に進む物語。

これから二人がどのように悲しみを乗り越え、春へ向かっていくのか。

その過程を見届けたいと思わせる作品です。

今後の展開予想

これから二人がどのように傷を抱えながら前へ進むのか。

そしてその過程が、視聴者にとっても小さな癒しや気づきを与えてくれるのではないかと期待しています。

また、ナナ・アトリエを中心に描かれる女性たちの関係性も興味深いポイントです。彼女たちがそれぞれの人生をどう選び、そこに関わる男性たちとどのような関係を築いていくのかも見逃せません。

最近はシニア世代の恋愛を描くドラマも増えていますが、本作ではさらに上の世代の関係性も描かれそうで、その点にも期待が高まります。

5話からはハランとチャンの関係がさらに進み、チャンもハランにあった時に蘇ってくる記憶の正体な何か、理解していくことになるのではないでしょうか。

また残っているハランの大切な人であるキム・ナナはどのように自分の病気に向かっていくのでしょうか。

君がきらめく季節に』は決して軽くみられるドラマではないので、じっくりみて台詞の意味も深読みしながら楽しんでいきたいと思います。

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プロフィール
たまねぎ
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長年韓国を離れて暮らしているため、韓国エンタメには興味ゼロだった日本在住韓国人。数年前、日本の友人に勧められて観たドラマをきっかけに、韓国ドラマの魅力に改めて興味を持つようになりました。

韓国で生まれ育った背景をもとに、セリフのニュアンスや文化的な文脈など、日本語のレビューでは見えにくい部分にも目を向けながら、作品を読み解くことを大切にしています。気になる俳優を見つけると出演作を続けて観ることが多く、俳優の演技の変化やキャリアの流れを追うことも、このブログの一つのテーマです。

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