『今日も完売しました』あらすじ・ネタバレ | アン・ヒョソプ×チェ・ウォンビン、田舎ヒーリングロマンス
* 本記事は5月15日に更新・追記されました。
農村と都市、まったく違うふたつの場所を背景に、人々の人生と成長を丁寧に描いていくヒーリングロマンスドラマです。
『いつかの君に』以来、久しぶりのドラマ出演となるアン・ヒョソプと、新人チェ・ウォンビンの共演にも注目が集まっています。さらに、韓国ドラマ界を代表する名女優コ・ドゥシムが脇を固め、物語にあたたかさと深みを加えてくれそうです。
この記事では、『今日も完売しました』のあらすじ、感想、キャスト、配信情報、見どころをわかりやすくまとめていきます。
『今日も完売しました』3話 〜 8話 感想・レビュー(⭐️5月15日更新)
『今日も完売しました』ドラマ 配信 基本情報
* キャスト・配信情報は公開されている情報をもとに整理しています。感想や解釈部分は、作品を視聴したうえで個人的にまとめたものです。
『今日も完売しました』キャスト情報
アン・ヒョソプ – マシュー・リー(リ・ヘソク)役
『浪漫ドクターキム・サブ』『社内お見合い』『ホン・チョンギ』などでSBSとの相性抜群の俳優。直近作は『いつかの君に』(Netflix/2024年9月)で、恋人を失った主人公が1998年の世界にタイムスリップする役でした。直近では、世界的に人気だった「K-pop Demon Hunters」でJunuの声の声優を務めましたが、今作が久々のドラマ復帰です。
奇跡の原料を生産する世界唯一の農家の農夫+自然派化粧品会社CEO+化粧品研究開発員の三足のわらじ。24時間では足りないほど忙しく、ルーティンを徹底するが、裏に誰にも言えない秘密を抱えている。完璧主義者です。
| 年 | タイトル | ジャンル | 配信 | 状態 | 評価 |
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チェ・ウォンビン – ダム・イェジン役
1995年生まれ、25歳。ウェブドラマでデビュー後、『こんなに親密な裏切り者』で第61回百想芸術大賞テレビ部門新人女優賞を受賞。『Sweet Home』シリーズなど、新世代の実力派として注目です。
韓国代表ホームショッピングのトップMC。雑貨・ファッション・家電などカテゴリー問わず完売を記録し快進撃を続けてきたが、睡眠時間を削りすぎて慢性不眠症に。
| 年 | タイトル | ジャンル | 配信 | 状態 | 評価 |
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コ・ドゥシム – ソンハク宅
1951年生まれ、74歳。「国民の母」と呼ばれる韓国ドラマ界のレジェンド級女優。50年以上のキャリアを持ち、演技大賞を5回受賞(放送3社すべてで大賞受賞した唯一の俳優)。百想芸術大賞含め大賞受賞7回は歴代最多記録。
母親役を多く演じてきたが、ラブロマンスはキャリア通じてほぼなし。『花よりも美しく』『ディア・マイ・フレンズ』『チュンジャさんちはお祭り騒ぎ』など数多くの人気作に出演。
キム・ボム – ソ・エリック役
1989年生まれ。『花より男子』で日本でも知られる。最近では『ゴースト・ドクター』『九尾狐伝1938』など、医療・ファンタジー・時代劇と多彩なジャンルを消化。
フランスのグローバルスキンケアブランド専務。常に余裕ある態度を保ちながら、仕事にも恋愛にも積極的。マシューやイェジンと様々なケミストリーを見せる予定。ラブコメ出演は久々。
『今日も完売しました』1話・2話 感想・レビュー
ドクプン村という架空の田舎町とソウルを舞台に繰り広げられるヒーリングロマンス。これがこのドラマのサブタイトルになりそう。
ドクプン村の実際のロケ地は、京畿道抱川市官仁面という場所だそうです。ドラマを見ているだけでも、田んぼや畑が広がっていて、とても癒やされそうな雰囲気の田舎でした。
以前、イム・シワンさん主演の『なにもしたくない』(Summer Strike)を始めとし、『酔いしれるロマンス』、『ジャガイモ研究所』、『海街チャチャチャ』、『サムダルリへようこそ』など、どこか似た空気感のあるドラマたち。
ただ見ているだけで癒やされる、こういう雰囲気のドラマ、私はけっこう好きなのですが、皆さんはいかがですか?
正直に言ってしまうと、ストーリーそのものにものすごく斬新さがあるわけではありません。
内容だけを見ると、ある地域の特産物をテーマに、ソウルで疲れ傷ついていた若者が、温かい村の人たちに出会って癒やされ、愛も見つけていくという……ある意味、本当に王道の物語でもあります。
だからこそ、どちらかというと西洋的なイメージのあるアン・ヒョソプさんが、麦わら帽子をかぶってブーツを履いて登場するドラマだと知った時、ああ、このドラマもそういう系統なんだな、と思いました。これまであまり見たことのない彼の魅力が見れるかもしれないですね。
それから、皆さんご覧になったか分かりませんが、チェ・ウォンビンさんは『こんなに親密な裏切り者』という犯罪・スリラー・ミステリードラマで、ハン・ソッキュさんの娘役を熱演していました。
今回はとても明るくて弾けるような役なので、最初は同じ人だとまったく気づきませんでした。『こんなに親密な裏切り者』での彼女の演技力が、本当に口が開いてしまうほどすごくて、驚きながらドラマを見ていたんですよね。だから今回はどんな魅力を見せてくれるか楽しみです。
そして、大女優コ・ドゥシムさんがドクプン村の一人の人物として、どんな役割を果たしていくのかも気になるところ。
キム・ボムさん、ドラマで見るのは久々だったのですが、彼ってなんでフランス語が、、、こんなに上手いの?!と思ってしまったという。。。俳優って本当に何でもできちゃう人が多いですね。
1話、2話を見る限り、彼らにはまだ明かされていないそれぞれのトラウマや事情があり、それがどのように絡み合っているのか、これから少しずつ明らかになっていきそうです。
このドラマは、心臓がぎゅっとなるようなスリリングな作品ではありませんが、多くの人が気楽にリラックスしながら見られるドラマに間違いないです。
『今日も完売しました』3話 〜 8話 感想・レビュー
ドラマもすでに後半に入り、8話まで視聴を終えました。今回は詳しいあらすじというより、感想を中心に書いてみようと思います。
イェジンとマシュー、それぞれの傷
物語の中心にあるのは、実はふたりのトラウマ。イェジンが化粧品関連の商品を避けたいと思っている理由、そしてマシューがトクプン村で自分の原料管理にこだわり続ける理由。そのどちらにも、過去の出来事が深く関わっています。
またイェジンにとっては、5年前に問題を起こした商品を販売する番組にどうしても出たかった理由にも、家族との関係が絡んでいました。そして今でも睡眠薬なしでは眠れないのは、あの放送ひとつによって、本当に多くのものが崩れてしまったからなんですよね。
多くの方が予想しているように、マシューは粘り強く、原材料に対する探究心の強いイェジンの姿に少しずつ心を動かされていきます。そして彼女が睡眠薬の影響で、まるで夢遊病のように夜ひとりで外を歩き回っていることを知り、彼女を助けたいと思うようになります。
結局マシューはレトワールと契約。その代わり、彼女には番組放送の日まで、睡眠薬を毎日自分のところへ一日分ずつ取りに来ることを契約条件として提示し、彼女を支えます。
ローンチに向けて一生懸命準備を進めるイェジンですが……。
ローンチはそう簡単には実現せず、不発したローンチの責任をイェジンが取る形に。結局彼女はマシューと一緒にトクプン村へ向かうことになります。
正直、よくある展開といえばそうなのかもしれません。仕事中に起きたある事件によって誰かを傷つけてしまい、そのトラウマと罪悪感に苦しむ主人公たちがいて、さらに家族との長年の感情を抱えたヒロインが、癒やされ、恋をして、少しずつ何かを解決していく。
8話までの流れ自体には、そこまで大きな驚きがあるわけではありませんでした。
「休むこと」を忘れてしまった人たちへ
特別なことが起きているわけではないこのドラマの続きが気になってしまうのは、たぶん個人的な経験も関係しているのかもしれません。
現代を生きる人の中には、イェジンのように生きている人が本当に多いと思います。
毎朝目を覚まし、会社に行き、何かを成し遂げるために、自分をすり減らしながら必死に生きていく。努力すること自体は、もちろん悪いことではありません。けれど、その中には「休む」という感覚を完全に忘れてしまっている人もいます。
特にイェジンのように、幼い頃に大切な誰かが自分を去ってしまった経験をしている人。いつも安定してそばにいてくれる存在ではなく、自分が何かをしなければ振り向いてもらえなかった親。何か見せられる成果があって初めて、認められ、愛されるのではないかと感じてきた人たちなら尚更です。
また親がそばにいたとしても、成功に強くこだわる親のもとで育った人なら、ある程度共感できる部分があるのではないでしょうか。
そういう人たちは、社会に出てからも、自分自身に必要な「休息」をなかなか与えることができず、壊れる寸前まで、自分を追い込んでしまうことがあります。
突然のバーンアウトやうつのように、ある限界に達して、もう動けなくなるところまで行ってしまうこともあるんですよね。
このドラマは、そんな状態をイェジンという主人公を通して見せているように感じました。
そして彼女は、どうしようもない状況に追い込まれ、半ば強制的に「休まされる」立場になって、ようやく自分を少しずついたわり、薬がなくても眠れる日常を始めていくのだと思います。
休息は誰にでも必ず必要、自分を労わることを忘れるとそれが必ず自分に戻ってくる、ということを覚えておきたいです。
ナソムの小さな勇気と、肌に触れるものの重さ
もうひとつ、個人的に胸が痛かったポイントがあります。
それは、幼い頃に化粧品によって肌に深いダメージを受け、後遺症に苦しんでいるナソムのこと。
この世界には、どんな理由であれ、外見に傷を負ったり、人に見せたくない傷を抱えて生きている人がたくさんいます。周りの人はその人のその部分だけを見ているわけではないのに、本人にとってはどうしてもそこが気になってしまうものなんですよね。そのせいで自信をなくし、少しずつ縮こまってしまうこともあります。
ナソムもまさにそうでした。そのせいで友達を作ることにも消極的になり、クラスで委員長に立候補してみたいという気持ちさえ、しぼんでしまっていました。
でも、自分を見る視線の焦点を少しだけ変えて、前に進んだとき、違う結果が待っていることもある。そのことが描かれた場面は、とても温かく感じました。
私たち一人ひとりの中にも、ナソムが見せてくれたような、小さな勇気の火種がひとつくらいはあると思うんです。もちろん、これ、、一人ではどうにもならないくらい難しいことかもしれません。だから私自身も周りに似たような経験をしている人がいたら、必要であれば支えになりたい、そう考えました。
そして少し別の話にはなりますが、私たちが普段あまり深く考えずに毎日体に塗っているローションや洗浄剤が、どれほど大切なものなのかも、改めて考えさせられました。
皮膚は、体の中で一番大きな臓器だと言われますよね。だからこそ、肌に使う製品を選ぶときは、本当にもう一度きちんと確認してから買わなければいけないのだと思いました。
「安心して使えます」という言葉だけをそのまま信じるのではなく、何が入っているのかを自分の目で確認してから使いたい。そう思わせてくれる部分もありました。ドラマ見てこんなこと考えるって、、、笑。でも大事なことだと思います。
残り4話となった時点で、マシューとイェジンのふたりは互いの気持ちを確かめ合いましたが、また何かの誤解によって混乱する展開になりそうです。
それでも最後には、すべてがうまく解決して、ドラマの登場人物たちも、見ている私たちも、一緒に癒やされるような結末になってほしいと思いました。
1話・2話までの展開・あらすじまとめ(ネタバレあり)
私は最初、この「完売」という言葉が、仕事に“まい進する”という意味の「邁進」なのか、それとも商品が全部“売り切れる”という意味の「完売」なのか分からなくて、いったいどんな内容のドラマなんだろう?とすごく気になっていました。
内容を見てみると、ソウルのショッピングネットワーク「ヒット」で有名なショーホストであるダム・イェジンと、彼女がどうしても売りたいけれど、まったく説得できないキノコ農場の代表マシュー・リー(イ・ヘソク)、そしてショッピングネットワークで起こる出来事を描いたドラマのようです。
その間には、「レトワール」というフランスのビューティー会社も関わっているようですね。
何でもヒット商品にしてしまうイェジン | ビューティー商品に戻るか
マシューはドクプン村で農場を営んでいるのですが、過去のある出来事をきっかけに、外部の会社とは契約しないと頑なに決めているようです。
そして、ダム・イェジンもまた、過去にトラウマを抱えている人物。
5年前、ショッピングネットワークで販売していたクリームに肌トラブルを引き起こす成分が入っていたことで大きなスキャンダルが起き、それ以来、彼女はビューティー商品は絶対に売らないと心に決めている様子ですね。
でも彼女はこの仕事が大好きで、普段の生活で常に次の商品を物色してするほどの情熱を持っています。
けれど、ビューティー商品はショッピングネットワークにとって、いわば花形とも言える部門。しかも商品単価も高い。この事で彼女は別のショーホストとも対立関係にいます。
新商品のローンチではいつも成功し、売上も好調だったイェジンのチームでしたが、ある日プライムタイムをビューティー商品「ビューティー・ソン」に奪われたことで、彼女は再びビューティー商品をローンチするのか、それともプライムタイムを失い、ショーホストとして何者でもない場所へ追いやられていくのか、選択を迫られることになります。
そして、局長は「レトワール」という化粧品のローンチを契約書を持ってくれば、プライムタイムを再び彼女に任せることができる、と告げます。
もちろん、まだビューティー商品のショーホストをするという決心がついたわけではありませんでしたが、彼女は仕方なく、ひとまず契約を進める方向で動き出します。
ところが実は、レトワールの韓国ローンチを担当するソ・エリックとダム・イェジンは、過去に出会ったことがありました。
雨の日、彼が差していた傘がとても良さそうに見え、それを自分が売りたい商品として目をつけたイェジンは、彼にその傘はどこのものなのか尋ねます。そして二人は、しばらく一緒に傘を差して歩くことになります。
翌日、二人は約束をして会うことになるのですが、エリックが一日中彼女を待っていても、イェジンは現れませんでした。
それでも彼女のことをはっきり覚えていたエリックは、レトワールのミーティングで彼女に再会した時、うれしさを隠せません。ところがイェジンの方は、彼のことをまったく覚えていませんでした。
レトワール側は原材料であるキノコ農場との契約問題を一緒に取り組んでもらえれば、契約にサインするとイェジンに条件を付けます。
彼女はその場で契約を結ぶため、弾力強化や毛穴面積の減少など、美容効果が優れているキノコを栽培している農場の代表を説得してみると約束。レトワールとの契約にこぎつけます。

ドクプン村で出会う、売りたい女と売らない男
そうやってイェジンは、ドクプン村にあるキノコ農場を直接訪ねることに。
マシューはドクプン村ではツンデレとして有名ですが、村の人たちを心から大切にし、いつも助けている人物。
けれど、完全に”都会人”であるイェジンは、ドクプン村に到着するやいなやマシューと関わることになり、対立してしまいます。
しかも、彼が代表だとは知らずに「キノコ農場の代表に会わせてください」としつこく頼み続けるんですよね。
彼女はなんと、ソンハク宅のおばあさんの家に一晩泊まりながら、休むことなく訪ねては押し続け、夜にはキノコ農場にまで押しかけます。
キノコ農場に足を入れたイェジンはそこでキノコの状態を見て感嘆し、レトワール商品のショーホストを担当しようと決心するのですが……
一方、マシューは事業パートナーであるカン・ムウォンの説得にも、レトワールとの契約には絶対に応じないという断固とした姿を見せます。
その夜、ビューティー商品スキャンダル以降、ひどい不眠症に悩まされているイェジンは、睡眠薬に頼る生活を送っていました。
薬を飲んだ彼女は、母親に電話をしているつもりで電話をかけるのですが……電話を受け取ったのはマシュー。あれ…?この二人はどういう風に繋がっているのでしょうか。
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